ライフ

空前の唐揚げブーム 中居正広は絶賛、TKO木下母の店も人気

 外はカリッ、中はジュワ~ッ。中居正広(41才)が「Theから揚げだね! うんめぇ~!」と舌鼓。11月15日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)で、日本全国の人気から揚げ店が紹介されるなど、今、街角に行列のできるから揚げ専門店が大ブームを迎えている。

 都内の店舗数はこの4年間で10店舗から150店舗へと増え、全国では840店舗に達した。「からあげグランプリ(R)」などを主催する日本唐揚協会の能城直己さんが言う。

「特にこの1年間は、全国で240店舗も増加。3日で2店舗ずつ増えている計算です。もともとから揚げ専門店は、大分県中津市や、隣の宇佐市に多くありましたが、2009年に中津市と宇佐市の名店が東京に進出して成功。節約志向で、外食から中食へと食生活がシフトしていることもあって、総菜の定番であるから揚げのブームが広がっていったんです」(能城さん)

 空前のから揚げブームのなか、コンビニではフライドチキンがよく売れている。ファミリーマートが昨年秋に発売した「ファミマプレミアムチキン」(180円)は発売当初に売れ行きが想定の3倍に達し、一時品切れに。ローソンが10月に発売したばかりの「黄金チキン」(180円)は発売4週間で1000万本以上が売れた。クリスマスシーズンを前に試してみて。

 行列のできる名店の一部を紹介しよう。

【中津唐揚げ 渓】(東京・戸越銀座)
 店主の原口啓さんは、60店以上が味を競うから揚げの聖地・大分県中津市出身。しょうゆ、にんにく、りんごなど13素材を使用した特製だれで仕込み、薄めの衣でさっくりと揚げる。「2日間じっくり漬け込むのがポイントで、深みとまろやかさが出ます」(原口さん)。“後味よく、何個でも食べたくなる”と大評判。

◆DATA
東京都品川区平塚2-18-5 営業時間11~21時 不定休 骨なしモモ(100g250円)など

【空とぶからあげ アルビ住道店】(大阪・大東市など全国10店)
 人気お笑いコンビTKOの木下隆行(41才)の母・定子さんのお店。「私は大分県中津市出身で、里帰りすると必ずから揚げ店巡りをします。大阪でもこのから揚げ文化を広めたいと3年前に店を出したんです」(定子さん)。高温でも劣化しにくい米油を使って揚げるのが特徴。「米油はにおいが少なく、素材の風味を邪魔しない。アンチエイジング効果の高い抗酸化成分も豊富で、女性にも人気です」(同)。

◆DATA
大阪府大東市住道2-3-1アルビ住道1階フードオアシス内 営業時間10~21時 無休 空とぶからあげ(100g280円)など

【金のとりから 渋谷センター街店】(東京・渋谷など全国15店)
 スティックタイプのから揚げ。「梅ソース」「マヨネーズ」「チョコレートソース」「カレー粉」など10種類の無料トッピングとともに味わう。渋谷センター街にある同店では、食べ歩き目的で買う女子高生が多い。『金スマ』では、中居が「スイートチリソース」を絶賛。

◆DATA
東京都渋谷区宇田川町25-3 営業時間11~23時 無休 シングルサイズ(280円)など

※女性セブン2013年12月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

2020年に引退した元プロレスラーの中西学さん
《病気とかじゃないですよ》現役当時から体重45キロ減、中西学さんが明かした激ヤセの理由「今も痺れるときはあります」頚椎損傷の大ケガから14年の後悔
NEWSポストセブン
政界の”オシャレ番長”・麻生太郎氏(時事通信フォト)
「曲がった口角に合わせてネクタイもずらす」政界のおしゃれ番長・麻生太郎のファッションに隠された“知られざる工夫” 《米紙では“ギャングスタイル”とも》
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
将棋界で「中年の星」と呼ばれた棋士・青野照市九段
「その日一日負けが込んでも、最後の一局は必ず勝て」将棋の世界で50年生きた“中年の星”青野照市九段が語る「負け続けない人の思考法」
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
「鳥型サブレー大図鑑」というWebサイトで発信を続ける高橋和也さん
【集めた数は3468種類】全国から「鳥型のサブレー」だけを集める男性が明かした収集のきっかけとなった“一枚”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン