ライフ

1か月で4~5kg痩せた人も 「6秒筋トレ」の3つのポイント紹介

 ダイエットや健康維持に筋トレが有効とわかっていても、トレーニングジムに通って鍛えるのは無理! だが、ハードな運動やつらい思いは必要なく、わずか6秒でできる“6秒筋トレ”があるという。

“6秒筋トレ”は、筋肉の引き締めに大きな効果を発揮する“アイソメトリックス”という筋肉トレーニングがベースになっている。この“6秒筋トレ”を考案したのは、ボディー矯正などが人気の『サロンC』を主宰する境貴子さん。サロンのスリミングやフェイシャルの施術にもアイソメトリックスを活用した筋トレを取り入れている。

「アイソメトリックスは、道具を使う筋トレや、筋肉を伸ばしたり縮めたりするストレッチなどの運動とは異なった筋肉の鍛え方をします。例えば、お腹をグッとへこませる、つま先立ちでふくらはぎに力を入れるなどのように、鍛えたい筋肉に思いきり力を入れてキープすることで、筋肉に負荷を与えます。

 単純な動きでも正しくやれば筋肉痛になるので、効いていることを実感しますよ。1回6秒と短時間なうえに、激しい動きがないので、高齢者など運動ができない人やリハビリにも活用されています」(境さん、以下「」内同)

 トレーニング方法はとても簡単なのに、効果を感じやすいのが特徴のひとつ。

「食生活にもよりますが、1か月で4~5kgのダイエットに成功した人や、1か月半でウエストが約11cm細くなったという人もいます。また、一般的な筋トレと違って、ムキムキにならず、引き締まった良質の筋肉になれるところも魅力です」

 継続して行い、全身引き締めるのが理想だが、まずは試してみたいという人には、脚の筋トレがおすすめ。

「脚は体の中でも筋肉量が多い部分。筋肉量がアップすると全身の基礎代謝量が上がり、やせ体質になるので、まずはつきやすい脚の筋トレからはじめてみるといいでしょう。筋肉は何才からでも鍛えることができます。諦めずに今から始めることが大切です」

 6秒筋トレ3大ポイントは以下の通りだ。

【1】息を留めずに呼吸を続ける
 筋肉に力を込めるときに、つい息を止めてしまいがち。「呼吸を止めて力を入れると、血圧が急上昇したり心臓に負担がかかったりするので危険です。特に高血圧の人は注意してください」。

【2】鍛える部分に意識を集中する
 筋トレでよくいわれるのが、“鍛えている筋肉を意識する”ということ。「特に6秒筋トレは、その部分の筋肉に集中して力を込めることが動きのすべて。単純な動作でも、鍛えている部分を確認しながら行いましょう」。

【3】力を入れたあとは必ず暖める
 トレーニングで筋肉を収縮させたあとは、力を緩めることが大切。「6秒間力を入れて硬くなった筋肉は、6秒間かけて力を緩めていきましょう。力を入れるだけでなく、メリハリをつけることで筋肉が効率よく刺激されます」。

※女性セブン2013年12月12日号

関連記事

トピックス

愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
羽生結弦が主催するアイスショーで、関係者たちの間では重苦しい雰囲気が…(写真/AFLO)
《羽生結弦の被災地公演でパワハラ告発騒動》アイスショー実現に一役買った“恩人”のハラスメント事案を関係者が告白「スタッフへの強い当たりが目に余る」
女性セブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン
『ここがヘンだよ日本人』などのバラエティ番組で活躍していたゾマホンさん(共同通信)
《10人の子の父親だったゾマホン》18歳年下のベナン人と結婚して13年…明かした家族と離れ離れの生活 「身体はベナン人だけど、心はすっかり日本人ね」
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン