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「あ」という名字の人と「ん」で始まる名字の人は存在するか

 もし「あ」という名字の人がいれば、どんなメンツになっても出席番号「1」は確実。しかし、姓氏研究家の森岡浩氏によれば、これは存在しない名字なのだという。

「私の調べた限り、日本人の名字として“あ”は存在しません。漢字で『阿』と書く名字はあるが、“おか”とか“ほとり”と読みます」

 では、実際に最初になる名字は何なのだろうか。

「“あい”さんでしょう。漢字で書くと『阿井』が一番多く、他にも『藍』『相』『愛』などいくつかの種類が存在します」

 では反対に、出席簿の最後になる名字は?

「よく“ん”で始まる名字を教えてという問い合わせがある。ネット上では『兼坂』と書いて“んねさか”と読むなど、いくつかの名字が紹介されているが、これはウソ。実際には“ん”から始まる日本の名字は実在しない」

 実在する“最後の名字”は、千葉県にある「分目」さん。

「“わんめ”と読む難読名字。千葉県市原市周辺を発祥とするもので、地名が由来です」

※週刊ポスト2014年1月17 日号

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