「旦那宛の年賀状に書いてあったら嫌だが、よく考えれば自分が独身時代、上司宛によくそんなこと書いていた」(30代女性)
「自分が独身時代に、なーんとも思っていない、むしろ近寄りたくもない男性上司に 『また奢ってくださいねー!』 と書いたら 休み明けに『勘弁してよー、奥さん見てるんだからー!』 と言われ イヤイヤ、あなたとは何もないから! と心の中で突っ込んだ」(30代女性)
もはやこれは年賀状をやりとりしても誰も得をしていない「誰得年賀状」ではないか。
そこで世の中の女性に提案したい。もう既婚男性に出す年賀状の挨拶は「今年もよろしくお願いします」に統一しませんか。どのみち年賀状は儀礼的なもの、形式ばった挨拶でいいではないか。受け取った男性も「素っ気ない」とか思わず、それで「了」とする。女性だけルールを押しつけるようで恐縮だが、好きでもない相手に苦し紛れに「また飲みに連れてって」と書く苦痛よりマシだと思う。気の早いことだが、暑中見舞いから考えたい。
あるいはこういう「気配り」もある。30代の新婚女性の証言。
「旦那の後輩女性から来たのは『新婚生活、楽しんでますか』。私の存在を認識しているとうかがわせる文面で、この子は賢いと思った」
なるほど!新婚じゃない既婚男性向けにアレンジすると、
「奥さんを大事にしてくださいね」
いやいや、これはなんか不倫相手の別れセリフみたいか……年賀状は難しい。