ライフ

社員の不満 便所紙使用制限やゴミ持ち帰り、文具事前申請等

 人生いろいろカイシャもいろいろ。勤務体系やランチの食べ方などどこの会社や部署でも独特のルールやマナー、謎の不文律があるものです。え? これってウチだけだったの……“社員のお誕生日会”から“社内犬”まで、とっておきのネタを教えてもらいました。

 * * *
まな(IT・25歳):ウチの社長なんてねぇ、人がいいもんだから業者に騙されて、巨大犬のセントバーナードを買っちゃってさ。奥さんに「こんなの家では飼えない」って猛反対されたから、結局会社で飼ってるんだけど、社員が入れ替わり立ち替わり散歩に連れてくから、犬の方が精神的に不安定になって、最近、獣医に「鬱」診断されちゃう有り様よ。

ちなつ(メーカー・28歳):でも社内に犬がいる会社なんて、いい!

まな:よくないわよ~。犬はいるけど、社員には、ロッカーはおろか、自分の机もないからね。

ゆか(メーカー・26歳):はぁ~?

まな:流行のクラウド・ストレージとかいうヤツよ。資料はぜーんぶペーパーレスで、(ネット上の)クラウドに保存して、机はフリーアドレスとかいって毎日違う所に座るわけ。で、週1日は集中する日とかいって在宅勤務だし。

ちなつ:在宅~? すごい羨ましいんだけど。

まな:確かに1日中パジャマ姿で仕事できんのはラクだけど、会社は単にスペース増やしたくないからケチってるだけ。だって、トイレットペーパーだって何センチ以内で使えって会社だよ!

ゆか:ウチも昼食やおやつで出たゴミは持ち帰れっていう、セコさよ!

まな:富士山かよってw

ちなつ:こっちはボールペン1本買うのもいちいち申請書書かされて、「アナタ、先月も買ったわよね?」とか庶務のオバハンに突っ込まれるドケチぶり。

あい(建設・28歳):ウチも飲んでいいお茶類は「1日2杯まで」って決まってるの。そりゃもう、最後の一滴まで飲み干す始末でさぁ。

りえ(広告・31歳):ウチなんて極め付きよ。一時、トイレが壊れた時、修理する金がないって、公園のトイレ借りてた時期があったからね。惨め過ぎるっての!

まな:ケチの最たるのが社員をタダ働きさせることでしょ。ウチの会社、最近まで先輩より先に帰れないって不文律があって、残業代も金額まで決められてたの。それがもう嫌で嫌で。

りえ:当たり前だよ、そんなの許せないよ、帰っちゃいなよ。

まな:そしたら、いわゆるKYのゆとり社員が入ってきて「なんでそんなことするんすか? 俺、帰りまーす」ってサッサと帰って以来、そのルールがなくなったわけ~。グッジョブだよアイツw

ちなつ:「鶴の一声」ならぬ、「ゆとりの一声」か。

※週刊ポスト2014年2月7日号

関連キーワード

トピックス

役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さんが今も築地本願寺を訪れる理由とは…?(事務所提供)
《笑福亭笑瓶さんの月命日に今も必ず墓参り》俳優・山口良一(70)が2年半、毎月22日に築地本願寺で眠る亡き親友に手を合わせる理由
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
浅香光代さんと内縁の夫・世志凡太氏
《訃報》コメディアン・世志凡太さん逝去、音楽プロデューサーとして「フィンガー5」を世に送り出し…直近で明かしていた現在の生活「周囲は“浅香光代さんの夫”と認識しています」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン
温泉モデルとして混浴温泉を推しているしずかちゃん(左はイメージ/Getty Images)
「自然の一部になれる」温泉モデル・しずかちゃんが“混浴温泉”を残すべく活動を続ける理由「最初はカップルや夫婦で行くことをオススメします」
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月20日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン