──「ソフトのほうがプロ棋士より強い」という時代がそこまで迫ってきた中で、それでも人間が将棋を指す意味とは。
 
屋敷:僕は大きな意味があると考えたいですね。そう思う理由のひとつはプロ棋士の人間であるがゆえの魅力です。僕自身、プロになったのは将棋が好きだったことはもちろんですが、大先輩である先生方に憧れを持っていたという理由が大きい。当時は大山康晴先生(十五世名人)や中原誠先生が、それぞれの棋風や強烈な個性で魅力的な将棋を作り出していました。
 
 将棋まつりのようなイベントではそうした先生方による多面指しの指導対局があったりして、ますます憧れが強くなった。将棋が広く普及してきたのは、そうした人を媒介した活動があったからだと思いますし、それは機械には代替できない役割ではないでしょうか。

※SAPIO2014年3月号

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