ライフ

白い割烹着姿の美人女将を前に酔える大阪・天神橋筋の角打ち

冬季限定の割烹着姿の上谷秀子さん

 南北に約2.6kmあり、日本一長いと言われる天神橋筋商店街。約600の店が軒を連ね、様々な表情を見せる商店街のそぞろ歩きは、スケールが大きいだけに実に楽しいものがある。だが、それ以上に楽しいのが、その商店街の中程、JR大阪環状線天満駅に程近い四番街の『上谷(うえたに)商店』での立ち飲みだ。

 その店には、評判通りの美人女将がカウンターの中にいる。その名は常連客から、ひでちゃんと呼ばれる、白い割烹着姿が魅力的な上谷秀子さん(50)。

「酒屋としては60年経っているのかな。立ち飲みを始めたのは2003年だから、今年で11年目になりますね。主人が酒屋担当で、立ち飲みは私が担当。幼稚園の同級生だった主人のところにお嫁に来ましたから、実家は近いんですよ。だから母が手伝いに来てくれてます。一応お断りしておきますけど、割烹着は私の冬期の制服。だから春先までしか着ませんよ(笑い)」

 ガラリと開けるドアはなく、味のある平仮名で“うえたに”と書かれた透かし織りの白い暖簾。商店街散歩道とこの立ち飲み空間を隔てているのは、それだけ。その向こうに13人程度が並んで飲めるカウンターが伸び、奥に5~6人で囲めるウイスキー樽が置かれている。そこで今夜も、仕事を終えたサラリーマン、セカンドキャリアを歩むそのOBらが、酒とつまみと女将の笑顔の中で、気持ちよさそうに揺れている。

トピックス

真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
「全国障害者スポーツ大会」を観戦された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月26日、撮影/JMPA)
《注文が殺到》佳子さま、賛否を呼んだ“クッキリドレス”に合わせたイヤリングに…鮮やかな5万5000円ワンピで魅せたスタイリッシュなコーデ
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン
遠藤
人気力士・遠藤の引退で「北陣」を襲名していた元・天鎧鵬が退職 認められないはずの年寄名跡“借株”が残存し、大物引退のたびに玉突きで名跡がコロコロ変わる珍現象が多発
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《スイートルームを指差して…》大谷翔平がホームラン後に見せた“真美子さんポーズ”「妻が見に来てるんだ」周囲に明かす“等身大でいられる関係”
NEWSポストセブン
相撲協会と白鵬氏の緊張関係は新たなステージに突入
「伝統を前面に打ち出す相撲協会」と「ガチンコ競技化の白鵬」大相撲ロンドン公演で浮き彫りになった両者の隔たり “格闘技”なのか“儀式”なのか…問われる相撲のあり方
週刊ポスト
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《「策士」との評価も》“ラブホ通いすぎ”小川晶・前橋市長がXのコメント欄を開放 続投するプラス材料に?本当の狙いとは
NEWSポストセブン
女性初の首相として新任会見に臨んだ高市氏(2025年10月写真撮影:小川裕夫)
《維新の消滅確率は90%?》高市早苗内閣発足、保守の受け皿として支持集めた政党は生き残れるのか? 存在意義が問われる維新の会や参政党
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月25日、撮影/JMPA)
《すぐに売り切れ》佳子さま、6万9300円のミントグリーンのワンピースに信楽焼イヤリングを合わせてさわやかなコーデ スカーフを背中で結ばれ、ガーリーに
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
《安倍晋三元首相銃撃事件・初公判》「犯人の知的レベルの高さ」を鈴木エイト氏が証言、ポイントは「親族への尋問」…山上徹也被告の弁護側は「統一教会のせいで一家崩壊」主張の見通し
NEWSポストセブン
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン