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2014.03.25 16:00  NEWSポストセブン

白い割烹着姿の美人女将を前に酔える大阪・天神橋筋の角打ち

女将手作りのつまみは「落ちつける味」


 それをつまみながら、40代の事務系サラリーマンが、自慢げにこんないい話をしてくれた。

「仕事でちょっとミスをした夜にね、手近にあった焼酎ハイボールを一気に飲んだことがあるんですよ。甘くないのがうまかった。なんだか、人生甘くないんだぞ、でもいい味だろって言われた気がしましてね。以来、愛飲してます。これがねえ、女将の作るとり肝煮や筑前煮と、ものすごく合うんです。ぜひ食べてみてくださいよ」

 カウンター上に円筒形の箸立てがいくつか置かれている。立ち飲みや角打ちでは、割り箸が定番となっているが、その箸立てには何膳も、存在感のあるりっぱな箸が入れられていることに、ふと気がついた。

「お客さんが自分で竹を削って作ったマイ箸なんですよ」(女将)

 みんな家族であり同級生だとの意識が客の側にもしっかりと芽生えているようだ。だからここで知り合った仲間たちは、季節ごとに竹の子狩りだ、ゴルフコンペだと言っては集まって「上谷が屋外にできたようなもんでしょ。オープンカフェならぬ、オープン立ち飲み屋、上谷だね」(50代、事務系)と、しゃれている。

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