消費増税で家計も厳しくなることが予想されるが、主婦は資格を取って働くのもひとつの手だ。実際、資格取得して働いている先人たちはどのように資格を取り、収入アップにつなげているのだろうか。
自分の離婚裁判を控えて情報を集めていた木下ゆかさ(38才)は、ネットで「離婚カウンセラー」の存在を知る。
「当時、専業主婦で子供はまだ2才でした。正社員の仕事は時間的に難しいし、かといってパートでは食べていけない…。そこで、働く時間を選べる仕事につながると考え、自分の裁判にも役立つ離婚カウンセラーの勉強を始めました」(木下さん、以下「」内同)
離婚裁判中、「離婚カウンセラー実践講座」の通信講座(カラットクラブ、約28万円)で半年勉強。認定試験の2日後には、合格と同時に開いたHPに速コンタクトがあったという。
「経験上、需要はあると思っていましたし、離婚裁判の体験が個性を出せたんだと思います。仕事を始めて5年経ち、平均で月に35万円ほどは稼げています。ちなみに1件の相談料は対面で90分1万円~。離婚カウンセラーは夫婦の問題を解決に導くものですから、離婚経験者でなくても、主婦としての経験が仕事に結びつきやすいと思いますよ」
※女性セブン2014年4月10日号