スポーツ

浅田真央 腰痛抱えたままで五輪出場、もう腰はボロボロか?

 3月31日の深夜0時。『世界フィギュアスケート選手権大会 2014』の全日程を終えた浅田真央(23才)が、都内の有名スパを訪れた。多くの有名人がお忍びで訪れることでも知られる人気スポットだ。

「真央ちゃんはずっとそのスパに行ってみたかったそうです。初めて溶岩浴をしたそうですよ。これまでは厳しいスケートの練習ばかりでしたから…」(スケート関係者)

 今後について、現役続行と引退との「ハーフ・ハーフ」だと話している浅田。

「浅田選手は、“体はまだまだいける”と話してはいましたが、正直、彼女の腰はボロボロなんです」(前出・スケート関係者)

 町田樹(24才)の元専属スポーツトレーナーの木村雅浩さんがこう説明する。

「フィギュアスケーターは年齢が上がれば上がるほど腰痛の人は多くなります。まずはジャンプ。着氷する時、膝には体重の3~5倍の負荷がかかるといわれていますが、腰への負担も同じくらい大きいもの。ジャンプをするたびに、股関節を屈曲させる腸腰筋に疲労が蓄積し腰が硬くなり、腰痛の原因となりえます」

 また浅田のもうひとつの見せ場ともいえる、片足を手で持ってあげるビールマンスピンなどのスピンも腰痛を引き起こすという。

「本来背骨は前には倒しやすいですが、後ろに反る動作には制限がかかるんです。ですからあれだけ足をふりあげて、背中をぐっと反るスピンの体勢は腰へのストレスが大きくなります。さらに女性の場合、子宮を守るためにお腹回りに脂肪がつきやすく、どうしても体脂肪率が上がってしまうんですが、これも腰痛の一因となるんです。ですから、体幹の強化と練習後に疲労を取るためのクールダウンをどれだけしっかりするか。ここが腰痛対策の最大のポイントになります」(前出・木村さん)

 浅田は、腰に爆弾を抱えたままトリプルアクセルに挑み続けた。しかし昨年末の全日本選手権では腰痛が悪化。調整不足のためジャンプミスが続き3位に終わった。

「ソチ五輪を控えた重要な時期でしたが、腰痛のため1週間は練習にならない状態が続きました。1月にはいってもスケート靴が履けないほどだったそうですよ。調子はよかったのに、スタミナ的なところや、後遺症のようなものをひきずったままソチ入りとなったみたいですね」(前出・スポーツ紙関係者)

 ソチ五輪の時点でも限界だった彼女の腰はもうボロボロの状態なのかもしれない。

※女性セブン2014年4月17日号

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン