芸能

サバンナ・高橋が泣きキャラで注目 徳光の独壇場に切り込む

泣きキャラで注目のサバンナ高橋

 お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄(38才)。かつて『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で先輩をヨイショする「太鼓持ち芸人」としてブレークしたが、今、新たなキャラクターが注目されているという。

「彼はああ見えて意外に涙もろいんです。それもちょっとしたことでも涙腺が崩壊してしまうようです」(テレビ局関係者)

 つまりは泣きキャラである。確かに最近、彼の感動系の番組への出演が目立つ。

 3月に放送されたスペシャル番組『号泣劇場』(日本テレビ 系)では、“号泣四天王”として徳光和夫、柴田理恵、平愛梨とともにムツゴロウと動物との愛情物語や、南海キャンディーズ・しずちゃんとボクシングの恩師であった故・梅津正彦トレーナーとの師弟愛などさまざまな感動秘話に号泣。さる5月6日に放送された『7daysチャレンジTV 世界を変えるテレビ』(同)でも、親友の病気を治す資金を得るため自分で絵本を作った心優しい子供の話に頬を濡らし、泣きじゃくっていた。

 彼の泣きキャラ自体は今に始まったことではない。

 2年前に放送された『アメトーーク!』の「涙腺よわよわ芸人」の回では、『はじめてのおつかい』(日本テレビ系)を見るときはティッシュ2箱が必要と語っていたが、同じように出ていたフットボールアワー・後藤輝基や、FUJIWARA・藤本敏史も『はじめてのおつかい』に弱いと賛同。ほかの出演者であるキャイ~ンのウド鈴木やスピードワゴン・小沢一敬なども、自らの泣きのツボを熱く語っていた。

 それがなぜ今、彼だけ泣きの一面が改めて注目されているのか?

「去年、トーク番組で彼の号泣している映像が放送されたのがきっかけのようです。先輩である間寛平さんが、地球を自力で一周するアースマラソンを3年がかりで終えて日本に帰ってきたとき、ゴール会場で誰よりも泣いて喜んでいたのが高橋でした。寛平さんはサバンナが大阪でくすぶっていた頃、何か力になりたいと一緒にライブを定期的に開いてくれていた。

 そんな先輩のアースマラソンの挑戦に触発されて東京進出を決めた高橋は、『師匠が地球一周して帰ってくるころにはぼくらも東京で成功しています』と約束していたのです。そしてその約束通りブレークを果たし、恩人のゴールを迎えて安堵と歓喜の涙を流した映像が、彼の泣きキャラを業界に再認識させたと言われています」(同)

 では、先ほどの「涙腺よわよわ芸人」に出ていたような他の芸人の「泣き」と何が違うのか?

「彼の泣き顔は、いわゆる男泣きというものではなく、子供がボロボロ泣くようなものです。高橋は泣き顔、涙目が似合うんです」(同)

 泣きと言えばこれまで徳光の独壇場だったが、今後は“泣きの高橋”定着なるか?

関連キーワード

関連記事

トピックス

単独公務が増えている愛子さま(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
【雅子さまの背中を追いかけて単独公務が増加中】愛子さまが万博訪問“詳細な日程の公開”は異例 集客につなげたい主催者側の思惑か
女性セブン
連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
大の里の調子がイマイチ上がってこない(時事通信フォト)
《史上最速綱取りに挑む大関・大の里》序盤の難敵は“同じミレニアム世代”の叩き上げ3世力士・王鵬「大の里へのライバル心は半端ではない」の声
週刊ポスト
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎ストーカー殺人事件》「テーブルに10万円置いていきます」白井秀征容疑者を育んだ“いびつな親子関係”と目撃された“異様な執着心”「バイト先の男性客にもヤキモチ」
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《田中圭との不倫疑惑》永野芽郁のCMが「JCB」公式サイトから姿を消した! スポンサーが懸念する“信頼性への影響”
NEWSポストセブン
騒然とする改札付近と逮捕された戸田佳孝容疑者(時事通信)
《凄惨な現場写真》「電車ドア前から階段まで血溜まりが…」「ホームには中華包丁」東大前切り付け事件の“緊迫の現場”を目撃者が証言
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
小室圭さんの“イクメン化”を後押しする職場環境とは…?
《眞子さんのゆったりすぎるコートにマタニティ説浮上》小室圭さんの“イクメン”化待ったなし 勤務先の育休制度は「アメリカでは破格の待遇」
NEWSポストセブン
食物繊維を生かし、健全な腸内環境を保つためには、“とある菌”の存在が必要不可欠であることが明らかになった──
アボカド、ゴボウ、キウイと「◯◯」 “腸活博士”に話を聞いた記者がどっさり買い込んだ理由は…?《食物繊維摂取基準が上がった深いワケ》
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
NEWSポストセブン