芸能

松たか子 アナ雪大ヒットでも木村拓哉『HERO』に出ない理由

 2001年にSMAP木村拓哉主演で大ヒットを記録した『HERO』(フジテレビ系)の続編が、この7月から放送されることが発表されたが、そのキャスティングが波紋を呼んでいる。

「型破りな検事役の木村と真面目な事務官役の松たか子のコンビが見事にはまって、スペシャルドラマ(2006年)、劇場版(2007年)まで作られたドラマだったのに、ヒロイン役が北川景子に交代になった。もちろん松にも出演オファーは出したのだが、松サイドの都合で断わられた」(フジ関係者)

 松といえば、吹き替えを担当したディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』が空前の大ヒットを記録中。累計動員数1350万人、興行収入は170億円を突破し(5月11日現在)、松もデラックス版に参加するサントラは、劇場版アニメのサントラとして歴代最高となる46万6000枚を記録している。

 実は松、業界では当代きっての“アゲアゲ女優”として有名だ。
 
 今年1月公開の『小さいおうち』はベルリン国際映画祭をはじめ世界中で高評価を受け、2010年の『告白』は日本アカデミー賞で4冠。2009年の『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』もモントリオール世界映画祭で監督賞を受賞するなど、主演した映画が立て続けに錚々たる賞を受賞している。

「育ちがいいのに気取ったところがまったくなく、サバサバした性格。監督やプロデューサー、共演者にも好かれている」(テレビ局関係者)と現場での評判もすこぶるいい。オファーが殺到するのも頷けるが、冒頭の『HERO』を断わったように、松は今、なぜか仕事を絞れるだけ絞りこんでいるという。

「実は今の彼女は子供が欲しいという気持ちがすごく強いんです。数年前から考えていたようですが、松はこの6月で37歳で、夫も52歳。“そろそろなんとかしなくちゃいけない”と真剣になっていて、もともとかなりの酒量を飲んでいた松が、最近はめっきり飲まなくなったほど」(芸能関係者)

 松は2007年にミュージシャンの佐橋佳幸と結婚したが、父・松本幸四郎は、16歳も年上でしかもバツイチの佐橋との結婚に猛反対。その確執はいまも続いているという。

「松としては、“子供ができれば、父親と夫の雪解けも期待できるのでは”という考えもあるようで、それもあって、子供が欲しいという思いを強くしている」(前出・芸能関係者)

 今、絶好調の女優は夫の株も上げるか。

※週刊ポスト2014年5月30日号

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト