国内

安倍昭恵「批判はしょうがない。それでも理想は捨てない」

謎の美女が表紙を飾る『octo∞』

「これ一体誰なの?」と謎の美女の表紙が話題をよんでいる新雑誌『octo∞』(オクトアクティブエイジング)。表紙写真の女性は実は、1964年公開の映画『月曜日のユカ』出演時の加賀まりこ(当時20才!)だ。「もう一度、自分デビュー!」をキーワードに、50代以上の女性をターゲットにしたこの雑誌では、現内閣総理大臣夫人の安倍昭恵さんが登場している。

  居酒屋の女将になったり、「家庭内野党」を宣言したりなど、今までのファーストレディーとは、まったく違うスタイルを貫く昭恵夫人。2011年には、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に入学。修士論文「ミャンマーの寺小屋教育と社会生活─NGO寺小屋教育支援─」で、修士号を取得した。

 「大学院では、自分の頭でものを考えなくてはいけないということを学びました。考え方が違う人たちと出会ったことは大きかったですね。主人とは真逆の考えの人たちもけっこういました。たぶん大学院に行かなかったら、そういう人たちの意見を聞く機会はなかったかもしれないけど、なるほどと思うこともたくさんありました。議論することでお互いに歩み寄れる、立場や意見が違っても相容れる部分はかならずあると気づきました」(昭恵さん、以下同)

  そして東日本大震災をきっかけに、考え方に変化が。

 「2011年の東日本大震災。多くのかたがそういうかもしれませんが、私もこの震災を経験したことで、意識が変わりました。

  私が原発再稼働反対、輸出反対などと発言していることで、つい先日も、主人を応援しているかたから、総理の足を引っ張ってはいけないというお叱りを受けました。震災前の私だったら、『はい、わかりました』とおとなしく引き下がったでしょう。でも私は、地球の環境や持続可能な社会を目指すことに重きを置きたいのです」

  昭恵さんは、自らに対する批判の受け止め方も変わってきたと語る。

 「以前の私はすごく批判を恐れていましたが、今は批判されるのはしょうがない、それでも自分の理想を捨てないでいようと思っています。フェイスブックに寄せられた批判にも、きちんと向き合って私の考えを伝えているうちに、徐々に理解し応援してくださる人も増えてきました。夫婦といえどもそれぞれ違う考えがあってもいいのではないか。そうですね、強くなったのかもしれませんね。幸い主人も『おとなしくしていろ』とは言わない人なので、のびのびやらせてもらっています(笑い)」

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン