国際情報

中国で「日本の歴代首相に小便トイレ」 個室には天皇写真も

日本の歴代首相の写真と名前が並んだ中国のトイレ

 中国軍戦闘機による自衛隊機への異常接近が問題になる中、さらなる日中間の火種になりかねない「発射」問題を発見した。強いアンモニア臭がツンと鼻腔を刺激する、とある薄暗い男子トイレ。そこに中国人男性たちが次々と現われ、勢いよく尿を「発射」させた先にあるのは、日本の歴代首相の写真と名前だ。

 場所は南京市から南西に50km、安徽省の田舎町にあるフードコート「新食尚美食広場」の一角。トイレの入り口にはなぜか「靖国神社」の文字が掲げられ、脇に一方的な解説が長々と書かれている。

「尖閣は日本が盗んだと思われても仕方がない」と媚を売った親中派の鳩山由紀夫元首相も、標的にされお気の毒。小便を終えた50代男性に声を掛けると「こいつらにションベンかけてやると気分いいよ、ハハハ!」と勝ち誇った笑顔で応えてくれた。

 さらに大便器のある個室のドアには、明治、大正、昭和天皇の名前と写真が張られているから不敬極まりない。

 トイレの壁には「尖閣は中国のもの!蒼井そら(注:中国人に人気のAV女優)は世界みんなのもの!」と書かれている。店のスタッフによると「トイレ目当てでやって来る客が多いからありがたい」というが、いやはや、品のない幼稚なやり口は勘弁してほしいものだ。

撮影■西谷格

※週刊ポスト2014年7月4日号

関連記事

トピックス

イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
将棋界で「中年の星」と呼ばれた棋士・青野照市九段
「その日一日負けが込んでも、最後の一局は必ず勝て」将棋の世界で50年生きた“中年の星”青野照市九段が語る「負け続けない人の思考法」
NEWSポストセブン
東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
「鳥型サブレー大図鑑」というWebサイトで発信を続ける高橋和也さん
【集めた数は3468種類】全国から「鳥型のサブレー」だけを集める男性が明かした収集のきっかけとなった“一枚”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
活動休止状態が続いている米倉涼子
《自己肯定感が低いタイプ》米倉涼子、周囲が案じていた“イメージと異なる素顔”…「自分を追い込みすぎてしまう」
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
ナイフで切りつけられて亡くなったウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(Instagramより)
《19年ぶりに“死刑復活”の兆し》「突然ナイフを取り出し、背後から喉元を複数回刺した」米・戦火から逃れたウクライナ女性(23)刺殺事件、トランプ大統領が極刑求める
NEWSポストセブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン