芸能

田原俊彦 再ブレイク評価を「気のせい」と語った3つの理由

 田原俊彦(53)のメディア露出が増えている。数年前までテレビ出演がほとんどなかったことを考えれば、視聴率好調の『爆報!THEフライデー』(TBS系)にレギュラー出演し、CD発売時期のゲスト出演も増えた現状は、「再ブレイク」といっても差し支えはないだろう。

 それでも、7月29日に行なわれたトヨタ自動車『クラウン』の特別展示イベントに登場した田原は、報道陣に「再ブレイクと言われていますけど」と聞かれると、田原は「気のせいですよ。ファンの方が喜んでくれているのでなにより」と謙遜した。なぜ、本人は「気のせい」と言うのだろうか。古参の芸能記者が語る。

「理由はいくつかあります。まず、田原は、紛れもない1980年代のトップアイドルで、歌もドラマも大ヒットさせた大スター。1970年代後半に苦しんでいたジャニーズ事務所を復活させた功労者でもあります。SMAPや嵐の活躍も、田原なしでは語れません。それほど残したインパクトは鮮烈で、1980年代はほとんど毎日テレビに出ていたわけです。その状況から考えれば、週1本のレギュラーと数本のゲスト出演で“再ブレイク”と言われることに本人が違和感を持つことは当然と言えますね」

 加えて、歌手としてのこだわりも理由のひとつだという。

「田原はヒット曲を出してこそ、“再ブレイク”だと考えている。本人は『ステージで死ねたら本望』と語るほど、歌って踊れるパフォーマーへのこだわりが強いですからね。

 田原はジャニーズ事務所独立以降、不遇と言えた約20年間も、毎年コンサートやディナーショーを欠かさず、CDも出してきた。オリコン順位も100位に入らない時期が長かったですが、あきらめずに、ファンのためにも継続してきました。そして、50歳を超えた今でも、ライブでは2時間歌って踊れています。

 その成果もあって、EXILEのヒット曲を手掛けたこともある宮地大輔氏をプロデューサーに迎えた2010年からは、徐々にオリコン順位を上げ、今では新曲を出せば、ベスト30に食い込むようになっています。ヒットまで、あと一歩のところまで来ているでしょう。最近は意外な注目のされ方をしていますが、芸能人は取り上げられてナンボ。これも、ヒット曲を出す前触れかもしれません」(同前)

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