ライフ

「ゴルフするならハノイで」と言われるベトナムのゴルフ事情

 ゴルフをするのはどこがいいか──この究極の質問に対し、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏による連載『“おとな旅”コンシェルジュ』から、ベトナム・ハノイのゴルフの魅力について紹介する。

 * * *
 奄美~大阪~北海道~鉄道の旅と、国内の“おとな旅”をご紹介してきた当連載だが、今回はいよいよ海外に飛び出してみよう。向かう先は、南国ベトナムである。ひと昔前はベトコンやアオザイのイメージしかなかったが、近年では経済発展著しく、日本企業が多数進出している。

 おかげで日本から直行便が飛ぶようになり、訪れるのにがぜん便利になった。旅行先としては南部のホーチミン(旧サイゴン)がメジャーだが、コンシェルジュがこの時期おすすめしたいのは、北部の首都・ハノイである。理由は二つある。

 まず気候だ。ベトナムは「南国で蒸し暑い」というイメージが強いが、ハノイは緯度的にはほぼ香港と同じ。そのため11月の平均気温は約22度、12月~2月はさらに涼しく快適だ。

 二つ目はアクセスのしやすさ。今春から羽田発の直行便が開設され便利になった。所要時間も6時間少々と、他のアジアの都市(バンコク7時間、ジャカルタ8時間)に比べて短いので、体の負担も少ない。

 では、ハノイで何をして過ごすか? コンシェルジュが強く推したいのはゴルフである。いや、ゴルフしたけりゃハノイに行け!と言っても過言ではない。ベトナムでゴルフ? と怪訝に思う方もいるかもしれないが、じつは当コンシェルジュも先日、旧友と連れだってハノイでプレーを楽しんできたばかりだ。
 
 さて、ここでベトナムのゴルフ事情について簡単に説明しておきたい。基本的に18ホールスループレーで、9ホール終わってから少し休憩を取り、またすぐに後半のスタートとなる。食事は18ホールが終わってシャワーを浴びてから取るスタイルが一般的だ。

 プレー代は平日で80~100USドル(約9200~1万1500円)程度、休日だと150~200USドル(1万7250~2万3000円)程度が相場。予約は日本語が通じる現地の旅行会社で送迎付きのオプショナルツアーに参加する方法が一番簡単であり、チップやプレースタイルについても日本語で教えてもらえるので安心だ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン