国内

偏差値93.7ミス日本候補東大医学部生 人生観変えた恐怖体験

ミス日本候補・東大医学部女子大生の秋山果穂さん

「第47回ミス日本コンテスト2015」の最終審査に臨む14人が12月1日に発表された。候補者の中で異色の経歴なのが「東大医学部の現役女子大生」である秋山果穂さん(21)だ。

 東大医学部は定員100人(理科III類)の国内最難関だが、秋山さんの成績はその中でもトップクラス。高校時代は東大模試で「偏差値93.7」を叩き出したこともある。

 藤原紀香をはじめミス日本をステップにタレント活動に踏み出すケースは少なくないが、プロフィールには「将来の希望:医師」とある。なぜ応募したのか。本人を直撃した。

「候補者に選ばれると、日本神話や伝統芸能、メイクやファッションについてその道の一流の先生から学ぶ勉強会に参加できます。これまで学校の勉強ばかりだったので、選考のプロセスで幅広く学べることに興味を持ちました」(秋山さん)

 と、まずは才女らしい“模範解答”が返ってきた。そこで「美人で偏差値93.7だと周知されると、世間から妬まれるのでは?」と少々イジワルな質問をするとこう答えた。

「実はこれまでもテレビのクイズ番組への出演依頼などがあったのですが、目立ちたがり屋だと批判されるのが怖くて断わってきました。自分で『豆腐のメンタル』というくらい精神的に弱いので(笑い)、不安は今も変わりません。ただ今年の夏休みに意識不明の重体になる経験をして、回復してからは保守的に過ごすのはやめようと考えるようになりました」

 夏休みに友達とサイクリング中、サンバイザーが風で飛ばされそうになってハンドルから両手を放したところ、そのまま転んで頭を打ったのだという。

「運動は苦手で…。運び込まれた病院で開頭手術を受けた後にICUに入り、『あと30分遅かったら助からなかった』といわれました。今は生きているうちになんでもやってみなきゃと思っています」

 取材の最後に「写真は載るんでしょうか?」と逆質問する秋山さん。掲載したい旨を告げると「あの…きれいに写っているのを選んでください。お願いします!」と21歳の女子大生らしい一面も。東大生のミス日本は過去に2回(第9回、第30回)あるが、今回はどうか。

※週刊ポスト2014年12月19日号

関連キーワード

トピックス

大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン
佳子さまの“ショッキングピンク”のドレスが話題に(時事通信フォト)
《5万円超の“蛍光ピンク服”》佳子さまがお召しになった“推しブランド”…過去にもロイヤルブルーの “イロチ”ドレス、ブラジル訪問では「カメリアワンピース」が話題に
NEWSポストセブン
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト
結婚を発表したPerfumeの“あ~ちゃん”こと西脇綾香(時事通信フォト)
「夫婦別姓を日本でも取り入れて」 Perfume・あ〜ちゃん、ポーター創業の“吉田家”入りでファンが思い返した過去発言
NEWSポストセブン
(写真右/Getty Images、左・撮影/横田紋子)
高市早苗首相が異例の“買春行為の罰則化の検討”に言及 世界では“買う側”に罰則を科すのが先進国のスタンダード 日本の法律が抱える構造的な矛盾 
女性セブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン