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グリーンジャンボ宝くじ 小さな個人商店から高額当せん続出

 2月20日に発売が開始するグリーンジャンボ宝くじ。1等・前後賞合わせて6億円を目指して、幾多の開運法を実践してきた宝くじファンも多いことだろうが、今回、ご紹介するのは、昨年のグリーンジャンボで億当せんを果たした3つの小さな「個人商店」だ。

 まずは、秋田県鹿角市の「清水商店」。1961年の創業当時から酒やたばこ、雑貨に加えて宝くじを販売していた同売り場は、2009年のサマージャンボで1等・前後賞合わせて3億円が当たったほか、今年に入ってからも初夢宝くじで2等500万円を出している。

「去年のグリーンジャンボは1等と前後賞の5億円に加えて、2等1000万円も出たっけ、ほんにびっくりしただ。いつも大きいのが当たる前には、2党・3等みたいな小さいのがちょこちょこと出て予兆みたいなものがあんだけれども、今回も直前の初夢宝くじで当たりが出ちょるからねえ、高額当せんが出るかもよ」(店主・清水順義さん)

 店先に飾られたバカラのガラス製の招き猫は、2013年2月にたばこ販売の優良店として表彰されたときに贈られたもの。この招き猫に願掛けをして購入する客も多いという。

 続いては、栃木県足利市の「吉田菓子店」。1980年に近所にスーパーがオープンしたことで客足が減ったため、新規客を獲得しようと宝くじの販売を始めると、半年後、たった200枚しか売っていない宝くじの中から1等1000万円が出て評判となった。

 その後も、1997年のグリーンジャンボで1等・前後賞合わせて9000万円、2010年にはロト6で1等9000万円を出している。

「月に20日は、近くの両崖山を約40分かけて登って、山頂にある大黒さまの像に向かって“当たりますように”って拝んでいるんです。去年はグリーンジャンボだけじゃなく、サマージャンボでも6億円が出たのは、そうやって頑張ってきた私への大黒さまからのご褒美なんじゃないかなあ」(店主・吉田清子さん)

 大黒さまパワーで、グリーンジャンボも期待大?

 お次は、静岡県焼津市の「中野酒店」。3代続く老舗の酒店ながら、宝くじの販売は約20年前からという歴史の浅い同売り場。初の億当せんとなった昨年のグリーンジャンボは、バラで購入されたものだったので3人の億万長者を出したことになる。

「2003年に区画整理の関係で店を建て替えて、店が西向きになったんです。“金運は西から来るっていうから、これで当たるかもね”なんて言ってたお客さんもいたんですが、なかなか出なくて(笑い)。

 2013年末に鹿児島の『丸西酒造』という酒蔵から新しくお酒を仕入れるようになったんですが、そしたら直後のグリーンジャンボで出たんですよ。鹿児島は西にあるし、丸“西”と漢字まで入ってる。当せんはそのおかげですよ」(店主・中野進さん)

 バカラに、大黒さまに、西。6億円はすぐそこに!

※女性セブン2015年3月5日号

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