ビジネス

新幹線延伸で注目の金沢・富山ビジネスホテル 評論家が推奨

繁華街の中央に位置する「アパホテル金沢中央」

 3月14日、いよいよ北陸新幹線が金沢まで延伸開業する。東京から金沢まで最速2時間28分で行けるとあって、金沢・富山方面への旅行を計画している人も多いはず。

 そこで事前にチェックしておきたいのが宿泊場所だ。最近はビジネスホテルでも快適な設備が整い、質のいいサービスが受けられる。ホテル評論家の瀧澤信秋氏に金沢・富山で注目したいビジネスホテルを聞いた。

 * * *
 新幹線の開通は、駅周辺のホテル開発が進む契機となるが、北陸新幹線の金沢延伸も例外ではない。新幹線開業に合わせ金沢駅周辺では、ホテルのオープンやリニューアルが進んでいる。駅東口では、デラックスホテルの「ホテル日航金沢」が、リニューアルにより新コンセプトの客室フロアを順次登場させる予定だ。

 一方、ビジネスホテルで注目の施設は、西口の複合施設に開業する「ABホテル金沢」だ。ABホテルは愛知県を中心に展開する人気ビジネスホテルチェーン。いま、ビジネスホテルは「無料サービス合戦」になっている。もちろん無料とはいっても宿泊料金に転嫁されてはいるが、大浴場や朝食も無料というチェーンが多く、利用者の支持を受けている。

 ABホテルでは、全国チェーンのビジネスホテルが提供する無料サービスと同様か、それ以上のサービスを提供しつつ、全国チェーンホテルより低廉な料金体系を実現しファンを増やしている。

 また、全国チェーン「ホテルマイステイズ」が昨年11月に駅徒歩5分の立地で開業。こちらは全室30平方メートル以上の客室面積を確保、もはやビジネスホテルとはいえないレベルだ。

 ところで金沢といえば、有名ホテルチェーン「アパホテル」の牙城。金沢市内には6軒のアパホテルがある。最も駅近なのが「アパホテル金沢駅前」。駅徒歩1分の立地で大浴場も擁する。金沢の繁華街である片町にもアパホテルは展開。天然温泉を擁する「アパホテル金沢中央」、アパホテル第1号店である「アパホテル金沢片町」もあり選ぶのに迷うほどだ。

 その中でもワンランク上の「アパヴィラホテル金沢片町」に注目したい。繁華街の中心である片町交差点近くに位置しており、ツインを基本とした全室32平方メートル以上のセミスイート仕様が標準。もちろんお得なシングルユースプランもあり、広い客室をヒジネス利用となれば贅沢なホテルステイとなる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

米倉涼子を追い詰めたのはだれか(時事通信フォト)
《米倉涼子マトリガサ入れ報道の深層》ダンサー恋人だけではない「モラハラ疑惑」「覚醒剤で逮捕」「隠し子」…男性のトラブルに巻き込まれるパターンが多いその人生
週刊ポスト
新聞・テレビにとってなぜ「高市政権ができない」ほうが有り難いのか(時事通信フォト)
《自民党総裁選の予測も大外れ》解散風を煽り「自民苦戦」を書き立てる新聞・テレビから透けて見える“高市政権では政権中枢に食い込めない”メディアの事情
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
女性初の自民党総裁に就いた高市早苗氏(時事通信フォト)
《高市早苗氏、自民党総裁選での逆転劇》麻生氏の心変わりの理由は“党員票”と舛添要一氏が指摘「党員の意見を最優先することがもっとも無難で納得できる理由になる」 
女性セブン
出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
《水原一平を待ち続ける》最愛の妻・Aさんが“引っ越し”、夫婦で住んでいた「プール付きマンション」を解約…「一平さんしか家族がいない」明かされていた一途な思い
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
NEWSポストセブン