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片山さつきや大島優子も 昼寝て夜動くウサギに癒される人々

小型な種類のウサギが人気

 15歳未満の子ども数をペット数が上回るいま、家庭でかわいがられる動物はイヌやネコだけではない。観賞魚やハムスター、小鳥などが注目を集めているが、元AKBの大島優子や片山さつき参議院議員らが「癒される」「うちの家族」とかわいがっているペットは「ウサギ」だ。学校の飼育小屋で飼われているイメージが強いウサギだが、今では、家族の一員になりうる魅力的なペットとして定着した人気がある。

 飼い主になってもうすぐ4年になる40代会社員男性は、小学生の娘が欲しがったのをきっかけにウサギを家に迎えた。

「マンガ『うちの3姉妹』に影響されて、作中で飼っているのと同じウサギを娘が欲しがったのがきっかけです。イヌやネコと違ってウサギはペットになるのかなあと思っていましたが、しばらくして慣れたら足もとにじゃれついてきたり、かわいいですよ。獣の臭いもしないし、餌代も安くて世話が楽です。散歩も試しましたが、爪が割れたりカラスに狙われるので向いてなかったですね。もっぱら室内で運動しています」

 ウサギ専門雑誌『うさぎの時間』編集部の保坂夏子さんも「ウサギはペットとして定着したと思います」という。

「ブームを経てウサギカフェやイベントなどが増え、飼っていなくてもウサギと触れ合える場面が多くなりました。不定期ですが、品評会的なものも行われています。そういった機会を通してウサギがイヌやネコと同じように人になつき、柔らかくて触り心地がよく、ウサギ独特のかわいいしぐさがあることが広まりました。少し前に、ペットとして飼われているウサギは100万羽を超えたという調査もあったんですよ」

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