国際情報

中国政府による日本人セクシー女優追放運動が日に日に高まる

 中国で人気トップを誇る蒼井そらの次を狙うAV女優が続々と登場している。その筆頭である波多野結衣は「波姐」のニックネームで人気を博し、中国の性具メーカーのイメージキャラクターを務める。その他にも、沖田杏梨、吉沢明歩、JULIA、天海つばさ、滝澤ローラといった女優が人気だ。

 だが、そうした人気の裏で、政府による「AV女優狩り」ともいえる規制が始まっていた。中国での販売を担当する日本のアダルトグッズメーカー社員は、中国当局の動きに異変が生じていると証言する。

「数か月前からAV女優が出演するイベントに対して、相次いで出演禁止や自粛要請が出されている」

 中国の成人用品(アダルトグッズ)展示会に日本人AV女優がゲストとして呼ばれ始めたのは2010年頃。年々来場者が増え、北京や上海など大都市だけでなく地方都市でも開催されるようになった。大都市開催のイベントなら世界20か国、100社を超える企業が出展するほど大規模なものになっている。

 ところがそうした盛況ぶりに批判的な女性団体が反対運動を始めた。

「2014年5月に上海のテレビ局が人気番組で『成人用品展示会にAV女優は必要か』というテーマの討論を開催し、女性団体の代表者や識者が大真面目に議論する様子が話題になりました」(上海在住ジャーナリスト)

 AV女優追放運動が日に日に高まる中、2014年8月に事件が起きた。大連で初めて開催された成人用品展示会にAV女優の北川杏樹と丘咲エミリがゲスト出演。イベントの最中に、会場に紛れ込んだ女性団体の面々から卵やペットボトルが次々に投げ込まれたのだ。現場にいた関係者がいう。

「幸い2人とも無事でしたが、司会者はケガをしました。即刻、ステージは中止です。中国側のアテンドは最初から心もとなかったし、通訳の質も悪かった。不安なままイベントが行なわれ、最悪の結果になりました」

 そのトラブルが全国に報じられたことで、当局が動き出した。

関連記事

トピックス

降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
警視庁がオンラインカジノ店から押収したパソコンなど(時事通信フォト)
《従業員や客ら12人現行犯逮捕》摘発された店舗型オンカジ かつての利用者が語った「店舗型であれば”安心”だと思った」理由とは?
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
看護師不足が叫ばれている(イメージ)
深刻化する“若手医師の外科離れ”で加速する「医療崩壊」の現実 「がん手術が半年待ち」「今までは助かっていた命も助からなくなる」
NEWSポストセブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
キール・スターマー首相に声を荒げたイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
《英国で社会問題化》疑似恋愛で身体を支配、推定70人以上の男が虐待…少女への組織的性犯罪“グルーミング・ギャング”が野放しにされてきたワケ「人種間の緊張を避けたいと捜査に及び腰に」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン