国際情報

韓国 自信ないため悪質言論野放しで都合悪いものは放置する

 韓国のネットメディア『デイリージャーナル』が編集委員のチョン・ジェハク氏による〈もし機会があれば、日本皇室の佳子姫を慰安婦にするしかない〉と佳子内親王を侮辱する信じがたい記事を掲載し、多くの日本人から怒りの声が上がったが、韓国による「皇室侮辱事件」は今回のチョン氏が初めてではない。

 2012年に当時の李明博大統領が「天皇が韓国に来たければ独立運動家に謝罪せよ」と要求したのは記憶に新しい。その時は韓国で最も発行部数が多い『朝鮮日報』がコラムで「天皇批判に日本の政界がこれほどまでに敏感に反応する理由が理解できない」と述べ、李大統領の謝罪要求を「時期的には問題があったかもしれないが、決していってはならない言葉というわけではない」と援護射撃した。

 2001年には作家・金辰明氏の小説『皇太子妃拉致事件』が出版された。歌舞伎座で観劇中の雅子妃が韓国人留学生に拉致される物語で、1895年に起きた李氏朝鮮の閔妃暗殺と日韓の教科書問題を絡めたフィクションだが、これが50万部超のベストセラーになった。

 韓国人の侮辱の対象は日本の皇室だけではない。2014年の仁川アジア大会ではサッカーのタイ対韓国戦での審判の判定を巡り、ネット上で議論が起こった。この大会は韓国のホスピタリティが問題視され、タイのネットユーザーが韓国批判を行なうと、韓国のネットユーザーがタイのプミポン国王らを侮辱する画像をまき散らした。

 タイ人は韓国への怒りを募らせたが、タイ王族の一人が「心ない行動を取っているのは韓国人の一部のはず。そのせいで国家の印象が悪化するのは悲しいこと。互いに良識と節度ある対応を」と“大人のコメント”をしたことで騒ぎは沈静化した。

 しかしなぜ、サッカーの判定を巡る議論が王室への揶揄に発展するのか。産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏が分析する。

関連記事

トピックス

真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
優勝11回を果たした曙太郎さん(時事通信フォト)
故・曙太郎さん 史上初の外国出身横綱が角界を去った真相 「結婚で生じた後援会との亀裂」と「“高砂”襲名案への猛反対」
週刊ポスト
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン