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中国人は日本人を「鬼」扱いするが韓国人はトウモロコシ扱い

 経済や金融などの面において、韓国の中国依存は深刻な社会問題と韓国国内では認識されつつある。ネットの掲示板・イルベでも「韓国の中国依存は是か非か」という議論が盛り上がった。一方の中国側は、隷属の度合いを深めていく韓国をどう見ているのか。中国に詳しい拓殖大学教授の富坂聰氏はこういう。

「韓国の永住権はお金を積めば簡単に取れるので、中国の富裕層の間で韓国の永住権を取る動きが加速し、すでにソウル市だけで20数万人が取得している。さすがに韓国国内でも、『これでは植民地ではないか』と危惧されている」

 中国の富裕層は、国内の動乱の可能性を見越して、海外に逃避先を確保しようとするケースが多く、彼らにとって金で簡単に永住権を取れる国は便利だが、馬鹿にする対象ともなる。国家間レベルではどうか。

「中国の外交政策の基本は米国とどうつきあうかで、現段階では深刻な米中対立を招かないことが第一で、日本相手でさえ不用意に刺激しないようにしている。ところが、韓国は非常に優先順位が低い。

 中国は米国に対抗するため、いずれは韓国を押さえようという思いもあるが、韓国なんて芥子粒のような国という意識があって、日常的には特に視界にも入っていない。

 中国人は、日本人を『日本鬼子(リーベングイズ)』と呼び、『鬼』という字を当てて怖いものとイメージしているが、韓国人は『高麗棒子(カオリーバンズ・トウモロコシ野郎)』と呼び、徹底的に馬鹿にしている」(富坂氏)

 ここまで中国人に馬鹿にされても逆らわないようなら、韓国が中国に飲み込まれるのは時間の問題だ。

※週刊ポスト2015年7月31日号

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