芸能

ブサイクランキング殿堂入り ノンスタ井上裕介が語るブス論

 お笑いコンビ・アジアンの隅田美保(39才)が、「ブス」とイジらるのを苦にバラエティーから姿を消したといわれて早5か月。

 同じく「吉本ブサイクランキング」で、3年連続首位を獲得し殿堂入りをしたお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(35才)はブスについてどのように考えているのだろうか?

 * * *
 どんな女性にとっても外見を「ブス」と言われるのは嫌なことですよね。たとえ女芸人だとしてもです。

 ぼくは、カメラが回っている時以外は、女芸人さんに絶対にブスって言いません。回っている時には、みなさんを笑わせるためにどうしても言わないといけないときもありますけどね。

 女芸人さんに限って言うと、彼女たちは「ブス」と言われて自分が傷つく量と、みんなが笑ってくれて幸せになる量、どちらが上かということを常に天秤にかけているんだと思います。自分がブスと言われてみんなが笑ってくれるという幸せの量を、自分個人の幸せを求める量が上回ったときに、仕事をセーブするなどの心境に変化があるのは、理解できますね。

 ぼくとしては、カッコイイとかブサイクとか、好きとか嫌いという感情をもってもらえている時点で、ありがたいです。感情が動いているというのは、自分を覚えてもらっているということですから。視聴者に何も思ってもらえなかったら、好きにも嫌いにもなってもらえない。ブスやブサイクなどの印象をいい方向に変えるのは実は簡単なんです。

 たとえばヤンキーが子猫に餌をあげているとします。ヤンキーがいいことしているというギャップで、“見た目は悪いけど本当はいい人なのかもしれない”とコロッと気持ちが切り替わりますよね。最初に何かしら印象を残せれば、そのギャップの見せ方をどうするかを考えればいいんです。見せ方次第で人の印象は変わります。

※女性セブン2015年9月3日号

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