国内

不倫の大きな代償 息子が学校で「泥棒の子」といじめられる

 最近、SNSなどをきっかけに不倫する主婦が増えているという。しかし、不倫が周囲に知られたときの代償は計り知れない。

 1つ年上の夫を持つ増田かえでさん(仮名、42才)は、小学生の息子が内向的な性格だったことを気にしていた。そこで社交性を身につけさせようと、3年前の夏、息子を地元のサッカー少年団に入れた。

 そこで、少年団の1人の父親で西島秀俊似の男性に出会った。ふたりは、同じ大学出身ということもあって意気投合した。夫が出張で、息子がサッカーの合宿に出かけた日にその男性と食事に行った。

「お酒が入っていたし、抱きしめられると、衝動を抑えられず、ホテルへの誘いを断れませんでした」(かえでさん、以下「」内同)

 サッカー少年団で互いに夫婦そろって顔を合わせることもあったが、何食わぬ顔で関係を続けていた。

「ところが、彼の奥さんにバレてしまいました。どうも奥さんは前々から怪しいと思っていたらしく、彼の友人からの目撃情報をもとにカマをかけたら、彼はまんまと引っかかったようです」

 それ以来、かえでさんはサッカー少年団で針のむしろになった。

「明らかにママ友たちの態度が変わりました。彼の奥さんが、周囲に不倫の話をしたので、避けられるようになってしまったんです」

 次第にかえでさんだけでなく、息子も孤立し始めた。それがかえでさんにとっていちばんの苦痛だった。

「彼の子供が“泥棒の子だ”と言うようになって…。うちの子が間違ってほかの子のタオルを使ってしまっただけで“やっぱり泥棒だ!”と言われたこともありました」

 息子はサッカー少年団へ行かなくなり、その変化に気づいた夫に不倫のこともバレた。

「一瞬、魔が差したことで、家族を不幸にしてしまいました。もし、軽い気持ちで不倫を考えている人がいるなら、その代償はとてつもなく大きいことを、覚悟してほしいです」

※女性セブン2015年9月17日号

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン