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2015.09.12 07:00  NEWSポストセブン

異常気象続きの今、ワイドショーのお天気コーナーも変わる?

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、ニュースやワイドショーでのお天気コーナーの在り方について深く考察する。

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「経験したことのない大雨」「100年に一度の雨量」、そして「ただちに命を守る行動をとってください」…、ニュース番組や天気予報、そして気象庁からの特別警報でよく聞くフレーズだ。

 栃木県、茨城県、宮城県が甚大な被害に見舞われた10~11日には、「重大な危険が差し迫った異常事態」「最大級の警戒を」というアナウンスも度々聞かれた。

 経験したことがないのだから、過去の知識も備えもほとんどあてにならないということ。東京が猛暑日の連続記録を更新していた頃、「私が子供の頃、35度以上の日なんてなかった」という呑気な思い出話を語るコメンテーターが数多くいたが、こと天気については、専門家以外は口を挟んではいけないように思う。それぐらいの異常事態だからだ。

「芸能」はどんどん尺がなくなっていくのに、ワイドショーにおける「天気」コーナーは日に日に長尺になっている。

 視聴率も鉄板で、特にローカル局では、「地元の人たちがもっとも見たいのは、天気コーナー」と断言する総合演出(者)もいるほどなのである。

 全国ネットの番組は、どうしても東京の天気が中心となる。たとえば東京に大雪が降った日、「こんな少しの積雪でビックリしていたら雪国にお住まいの皆さんには申し訳ないんですが」と言い訳しつつ、“雪に弱い”首都圏の様子を延々放送してしまうのが東京制作のワイドショーだ。

 当然、地方にお住まいの皆さん方にとっては、全くと言っていいほど興味のない話。そこで、6時や7時の時報前には地元ローカルの天気コーナーで「またぐ」番組も少なくない。

 よって、各局専属の気象予報士は大活躍。主流は、アナウンサーで気象予報士の資格を取得している人たちだ。

 もともとアナウンサーなのでテレビ的なルックスであるうえ、喋りの訓練も受けているし、爽やかなイメージのタイプが多く主婦ウケもいいから、穏やかに晴れている日でも天気コーナーは視聴率の分計がハネ上がる。

 たとえば、私が毎週出演している『ドデスカ!』(メ~テレ)の気象予報士、山田修作さんは、南日本放送を経てフリーとなり、現在は、朝の『ドデスカ!』も、夕方の『UP!』も担当している人気者。

「修作さん」の天気は、東海3県と周辺地図を細分化して、晴れ=オレンジ、曇り=グレー、雨=ブルーに色分け。時間毎に細かく予想するし、天気図も長尺で出て来る正統派だ。

 また、視聴者がdボタンで参加し、その日の天気や体感を4択する「ソラをライブ」の投票数はどんどん増えている。いかに視聴者が天気に興味をもっているかの証拠だろう。

 さらに、全国ネットのワイドショー『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ制作・日本テレビ系)を例に見てみよう。

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