ライフ

マンガで身近なオノマトペ 使えば表現力がドドーンとアップ

 いまロンドンの大英博物館では、日本マンガの企画展を行っている。マンガを読んだことがない日本人がおよそ想像出来ない通り、我々はさまざまな「教養」「知識」から得ている。大人力コラムニスト・石原壮一郎氏は「オノマトペで大人の表現力アップ」という。

 * * *
 マンガは日本が誇る偉大な文化です。私たちは幼いころから、マンガの影響を色濃く受けながら育ってきました。その幸運に感謝し、マンガから授かったいろんな教養をもっともっと活用しましょう。

 ちなみに現在、ロンドンの大英博物館では「マンガなう:三つの世代(Manga now: three generations)」という企画展が行なわれています。それぞれの世代の代表としてフィーチャーされているのは、ちばてつや(1939年生まれ)、星野之宣(1954年生まれ)、中村光(1984年生まれ)の3人。開催は11月15日まで。嬉しいことに入場無料なので、たまたま近くを通りがかる機会があったらのぞいてみましょう。

 マンガから授かった教養のうち、実生活にすぐ活用できるのが数々の「オノマトペ」です。「ドキドキ」「テクテク」「ざわ…ざわ…」といった気持ちや動作を表わす擬音語や擬態語のこと。マンガはこれなしでは成り立ちません。元々日本語は「源氏物語」の昔からオノマトペが発達している言語ですが、マンガのおかげでより身近な存在になっています。

 仕事の場面で便利に使えるのは、まずは「ガーン」でしょうか。上司に理不尽な指示を受けたり、部下から間抜けな失敗を報告されたりしたときには、両手を顔の横で広げながら「ガーン」と言えば、抗議や非難の気持ちを角を立てずに表現できます。内容によっては「どよーん」や「シクシク」がふさわしい場合もあるでしょう。

 仕事に一生懸命に取り組んでいることを表現したいときは、「アセアセ」や「ジタバタ」が便利です。「アセアセ、アセアセ」「ジタバタ、ジタバタ」と言いながらパソコンに向かていたら、きっと周囲の誰かが「手伝いましょうか」と言ってくれるはず。そんな嬉しい申し出をしてもらったときは、「ジーン」と言って感動と感謝を伝えたいところです。

 マンガから生まれた言葉かと思っていたら、じつは江戸時代から似た言い回しが使われていたらしい「ギャフン」も、大人として使いこなしたいオノマトペのひとつ。部下に「そうじゃなくて、こうですよ」と間違いを指摘されたときに使うもよし、女性を口説いたけどあっさり断わられたときに使うもよし。恥ずかしさをごまかしつつ、ケナゲに立ち直ろうとしている様子を表現できます。さらに「ショボン」とか「ションボリ」と言いながら肩を落として、可愛げを示すのも一興かも。

トピックス

元旦に結婚を発表した長澤まさみ
《長澤まさみが過去のSNS全削除と長期休養への背景》長澤まさみ、主演映画の撮影を1年延ばして選んだ電撃婚 『SHOGUN』監督夫と“帯同同伴カナダ計画”
NEWSポストセブン
《まだみんなウイスキーのおもしろさに気付いていない》イチローズモルトの初代ブレンダーが営業マン時代に着目したこと【連載「酒と人生」】
《まだみんなウイスキーのおもしろさに気付いていない》イチローズモルトの初代ブレンダーが営業マン時代に着目したこと【連載「酒と人生」】
NEWSポストセブン
大分市立中学校の校内で生徒が暴行を受けている動画が、SNS上で拡散された(Xより)
《いじめ動画の保護者説明会“録音データ”を入手》「『先生に言ったら倍返しになるから言わないで』と…」子供の不安を涙ながらに訴える保護者の悲痛な声【大分市】
NEWSポストセブン
久米宏さんが瀬戸内寂聴さんに語っていた「妻・麗子さんへの深い愛」とは(共同通信社)
〈妻と結婚していなかったら…〉久米宏さんが瀬戸内寂聴さんに語っていた「妻・麗子さんへの深い愛」 学生時代に知り合い結婚…仕事も家庭も2人で歩んだパートナー
NEWSポストセブン
高市早苗氏(時事通信フォト)
《600億円が使われる総選挙開戦へ》党幹部も寝耳に水、高市首相“チグハグ解散”背景にある3つの要因「旧統一教会問題」「不祥事」「対中関係」 “自民党軽視”と党内から反発 
女性セブン
北海道日高町で店の壁の内側から20代の女性の遺体が見つかった事件(左・店舗のSNSより)
《北海道日高市・壁に女性看護師の遺体遺棄》「お袋には何かにつけてお金で解決してもらって感謝している」バー経営・松倉俊彦容疑者が周囲に語っていた“トラブルエピソード”
NEWSポストセブン
売春防止法違反(管理売春)の疑いで逮捕された池袋のガールズバーに勤める田野和彩容疑者(21)(左・SNSより、右・飲食店サイトより、現在は削除済み)
《不同意性交で再逮捕》「被害者の子が眼帯をつけていたことも」「シラフで常連にブチギレ」鈴木麻央耶容疑者がガルバ店員を洗脳し“立ちんぼ”強要…店舗関係者が明かした“悪評”
NEWSポストセブン
モデルやレースクイーンとして活動する瀬名ひなのさん(Xより)
《下半身をズームで“どアップ”》「バレないように隣のブースから…」レースクイーン・瀬名ひなのが明かした卑劣な”マナー違反撮影“、SNSの誹謗中傷に「『コンパニオンいらない』は暴論」
NEWSポストセブン
肺がんのため亡くなったフリーアナウンサーの久米宏さん(時事通信フォト)
【追悼】久米宏さん 本誌だけに綴っていた「完全禁煙」と「筑紫哲也さんとの“再会”」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《鎖骨をあらわに予告》金髪美女インフルエンサーが“12時間で1000人以上と関係”の自己ベスト更新に挑戦か、「私が控えめにするべき時ではありません」と“お騒がせ活動”に意欲
NEWSポストセブン
美貌と強硬姿勢で知られるノーム氏は、トランプ大統領に登用された「MAGAビューティ」の一人として知られる(写真/Getty Images)
〈タイトスーツに身を包む美貌の長官〉米・ミネアポリスで移民当局が女性射殺 責任者のクリスティ・ノーム国土安全保障長官をめぐる“評価”「美しさと支配の象徴」
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
《クスリ漬けか…との声も》ギャル系美女が映っていた“異様な監視カメラ映像”とは》「薬物を過剰摂取し、足も不自由で、死んでしまう…」中国インフルエンサー(20)の住居の管理人が証言
NEWSポストセブン