芸能

平井理央アナ テレビ出演減少でもブランド力を保つ秘密とは

 テレビ局で経費削減を求める声が増えていることもあり、フリー女子アナが苦戦中だ。そのなかで平井理央アナ(32)が、他のフリーアナとは異なる独自路線で存在感を見せている。平井アナは、今から3年前の2012年秋にフジテレビから独立。昨年は『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!15」のレギュラーを務め、連続ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)では女優として出演するなど仕事の幅を拡げている。

 フジテレビ退社直前に、同局社員と結婚。局アナ時代はアイドルアナウンサーとして売り出されてきたことを考慮すると、既婚者であり、30歳を過ぎた今、フリー女子アナ界で生き残るのは容易ではないはずだ。そんな不利と思える状況を乗り越えた背景には、所属事務所の社長である実姉の巧みな戦略があるのだという。テレビ局関係者が話す。

「なんでもかんでも仕事を受けるという姿勢ではない。売り出し方が上手いですよね。フリーになると、目の前に来た仕事はとりあえず受けてみるという方針を取る女子アナは少なくありません。もちろんそれは大事な姿勢ですが、時にそれは自らを安売りしてしまう面もある。平井アナの場合は、大局的な視点に立って、上手にセルフブランディングを行ない、仕事を選別しています」

 今年は『ゴチになります!』のレギュラーを外れ、昨年に比べるとテレビ出演の機会も大幅に減っているように見えるが、それでも安売りをせず、一定のブランドを保っている。

 5月には、ニューヨークシティーマラソンの体験を綴った『楽しく、走る。』(新潮社)を出版。現在は、「スカパー!」のサッカー番組『天皇杯ハイライト』のMCを務めるなどしている。

「局アナ時代、『すぽると!』(フジテレビ系)を担当した経験を、フリーになっても上手くつないでいる。闇雲に番組に出るのではなく、スポーツ系なら地上波、CSを問わず、積極的に出演する。一線をしっかり決めて選んでいますね。

 テレビ番組のオファーを断ることも珍しくない一方で、ラジオでは「J-WAVE」でナビゲーターを務め、雑誌では『BRUTUS』で連載を持つなど、おしゃれなイメージのある媒体でレギュラーを持っています」(同前)

 平井アナ本人の努力はもちろんのこと、事務所による巧みなマネジメント戦略も加わって、フリー女子アナ界で確固たる地位を築こうとしている。

トピックス

中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
スカイツリーが見える猿江恩賜公園は1932年開園。花見の名所として知られ、犬の散歩やウォーキングに訪れる周辺住民も多い(写真提供/イメージマート)
《中国の一部では夏の味覚の高級食材》夜の公園で遭遇したセミの幼虫を大量採取する人たち 条例違反だと伝えると「日本語わからない」「ここは公園、みんなの物」
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
『国宝』に出演する横浜流星(左)と吉沢亮
大ヒット映画『国宝』、劇中の濃密な描写は実在する? 隠し子、名跡継承、借金…もっと面白く楽しむための歌舞伎“元ネタ”事件簿
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
山本アナ
「一石を投じたな…」参政党の“日本人ファースト”に対するTBS・山本恵里伽アナの発言はなぜ炎上したのか【フィフィ氏が指摘】
NEWSポストセブン
今年の夏ドラマは嵐のメンバーの主演作が揃っている
《嵐の夏がやってきた!》相葉雅紀、櫻井翔、松本潤の主演ドラマがスタート ラストスパートと言わんばかりに精力的に活動する嵐のメンバーたち、後輩との絡みも積極的に
女性セブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン