実は苦労の人でもある。苦労したのは言葉の違いだけではない。バラエティー番組出演時、こんなエピソードを語っている。中学3年生の時、母親から多額の借金があることを告げられた彼は、高校に通うために住み込みで新聞配達のアルバイトを始めた。その給料で3年間の授業料を払っただけでなく、200万円を貯めてアメリカの大学に入学するための資金にもした。
「ショーンさんは苦労を経験したこともあって、弱い立場の人の気持ちをよく分かっています。だからコメントにも愛があります。そして20代の頃から世界を股にかけてビジネスをしてきたことで自信が備わっているのでしょう。司会者が怒りを表す場面でも、常に冷静に、落ち着いてコメントをしています。知れば知るほど遠い存在に思えてしまいますが、実は甘いものが好き、犬猫好き、空手が得意、モノマネもできるなど、親しみやすい一面もあります。今年はまだ皆さんが彼に気がつき始めた状態。来年は本格的なブレイクが来ると思います」(沖さん)
確かにこんな素材が放っておかれるわけがない。すでに水面下では、ショーンK争奪戦が始まっているかも?