芸能

前田典子 夫のサポートに感謝、服装では夫の装いに色合わせる

 マエノリの愛称で親しまれるファッションモデルの前田典子さん(49才)が、同じくモデルで俳優でもある日比野玲さん(54才)と結婚して17年。高校1年生の一人息子がいる。

 ともにファッション業界の第一線で活躍する者として、意気投合したり、反対にぶつかったりすることはないのだろうか。

「お互いが、相手のファッションをチェックしたり口出しはしません。でもそれは無関心ってことではなくて、どちらも自分のファッションセンスに自信を持っているモデル同士だから。そこは尊敬と尊重の念が必要なところだと心得ています」

 そうはいっても、マエノリだって、時には第三者の視点で意見を聞きたくなることも。そんな時は、夫に意見を求めると決めている。

「“このコーディネート、どうかな?”と聞くと、私が気づかないような細かいところまで厳しい目でチェックしてくれます。私に似合う色をわかってくれていて、“その服は肌色がくすんで見えるから、やめたほうがいいね”と、的確なアドバイスをしてくれます。あ、露出にも厳しいですけどね(笑い)」

 素直に夫のアドバイスを聞いて感謝すると、夫はますます妻をよくしてあげたい、きれいにしてあげたいと思ってくれるものだ、とも言う。

 夫婦そろってレセプションパーティーやイベントに登場することも多いが、私生活でもゴルフや食事と、家族ででかけることが多い。

「一緒の時には、ふたりのファッションが調和するように私が意識して合わせています。例えば、夫がグリーン系のスーツだったら、私はグリーンの入った小物を合わせる、というように、夫の装いに色を合わせるんです」

 そのさりげなさこそ、妻の腕の見せどころ。合わせるのは色だけでなく、夫がカチッと決める時には、妻もきちんと系に。夫がスーツにスニーカーを選べば、妻はヒールをやめてフラットシューズやブーツを選ぶ。

 夫のファッションに合わせることで、自分たちふたりの存在を際立たせているわけだが、それ以上に、ふたりで過ごす時間そのものを、より一層輝かせてもいる。

 そこには、ふたりで一緒にいることを大事にしている妻の気持ちが込められていて、それが言葉にしなくても、きちんと夫に伝わっていくというワザでもある。

「仕事で遅くなり 夕飯の心配をしていると、不思議と主人から“ご飯、用意しておいたよ”とLINEが入るんです。さりげないサポートに、いつも感謝しているます」

 妻からの“サポート返し”は、美容面で。

「夫は息子とのテニスにはまっていて、屋外でプレーするから日焼けが気になるみたい。“塗っても白浮きしない、肌に優しい日焼け止めはこれよ”と教えてあげたり、一緒にサプリメントやプロポリスを摂って、寝る前にはふたりでシートパックも。やっぱりお肌のケアは女性の方が知識がありますから」

 第一線で走り続けるモデル夫婦は、どちらもサポート上手のようだ。

※女性セブン2015年10月22・29日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

ビエンチャン中高一貫校を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月19日、撮影/横田紋子)
《生徒たちと笑顔で交流》愛子さま、エレガントなセパレート風のワンピでラオスの学校を訪問 レース生地と爽やかなライトブルーで親しみやすい印象に
NEWSポストセブン
鳥取の美少女として注目され、高校時代にグラビアデビューを果たした白濱美兎
【名づけ親は地元新聞社】「全鳥取県民の妹」と呼ばれるグラドル白濱美兎 あふれ出る地元愛と東京で気づいた「県民性の違い」
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
『ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか?』(星海社新書)を9月に上梓したルポライターの松本祐貴氏
『ルポ失踪』著者が明かす「失踪」に魅力を感じた理由 取材を通じて「人生をやり直そうとするエネルギーのすごさに驚かされた」と語る 辛い時は「逃げることも選択肢」と説く
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
10月に公然わいせつ罪で逮捕された草間リチャード敬太被告
《グループ脱退を発表》「Aぇ! group」草間リチャード敬太、逮捕直前に見せていた「マスク姿での奇行」 公然わいせつで略式起訴【マスク姿で周囲を徘徊】
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《巨人の魅力はなんですか?》争奪戦の前田健太にファンが直球質問、ザワつくイベント会場で明かしていた本音「給料面とか、食堂の食べ物がいいとか…」
NEWSポストセブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《梨園に誕生する元アイドルの嫁姑》三田寛子と能條愛未の関係はうまくいくか? 乃木坂46時代の経験も強み、義母に素直に甘えられるかがカギに
NEWSポストセブン
大谷翔平選手、妻・真美子さんの“デコピンコーデ”が話題に(Xより)
《大谷選手の隣で“控えめ”スマイル》真美子さん、MVP受賞の場で披露の“デコピン色ワンピ”は入手困難品…ブランドが回答「ブティックにも一般のお客様から問い合わせを頂いています」
NEWSポストセブン