国内

高須院長マイナンバー制に賛成「これでスパイもいなくなる」

マイナンバー制度には大賛成の高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、10月からスタートしたマイナンバー制度についてお話をうかがいました。

 * * *
──10月から始まったマイナンバー制度についてご意見を聞かせていただきたいと思います。

高須:個人的にはすごくいい制度だと思うよ。これで北朝鮮のスパイとか、いろんなテロリストなんかはまったく動けなくなるからね。日本で身分を隠して怪しい活動をしている人は多少なりともいると思うんだけど、マイナンバー制度に反対している人って、そういうタイプの人なのかもしれないよ。確かにスパイにとっては死活問題だ。

 あとは、マイナンバー制度で生活保護や年金の不正受給もバレちゃうわけだから、本当にいいことが多い。大阪府は不正受給が多いなんて言われてるけど、橋下(徹)さんの大阪都構想もマイナンバー制度が始まった後だったら、住民投票で勝ってたかもしれないよね。

 だって、橋下さんが負けたのは、利権を守りたい人たちが抵抗したからでしょ。マイナンバー制度が動いていたなら、その時点で不正な利権の確保ができなくなっているはずだから、わざわざ橋下さんに抵抗する意味もないわけだ。今、また橋下さんが動き始めているのは、マイナンバー制度が始まって勝算が見えてきたからなのかもしれないね。

──なるほど。マイナンバー制度で、今後いろいろ変わってきそうですね。

高須:生活保護で受給されたお金を党員から集めている政党もあるみたいだけど、そういう資金源は根絶やしにされちゃうかもね。

──国民に対するメリットという意味ではどう思いますか?

高須:自分が誰なのかっていうことを簡単に証明できるから、すごくいいと思う。今までなら写真付きの身分証明書っていうと、パスポートか車の免許証だったわけでしょ。パスポートなんか持ち歩かないし、身分証明書のためにわざわざ免許を取るっていうのも面倒。今は車を運転しない人も多いから、マイナンバーの個人番号カードはけっこう便利だと思うけどね。

 実は医師免許証も顔写真が付いてなくて、自分を証明できないんだよね。だから、亡くなったお医者さんの免許証を乗っ取って、なりすましている無免許医がいるんだよ。無医村なんかにはよくあった話だよね。マイナンバー制度があればそういうこともなくなる。

──その一方で、知られたくない個人情報がバレてしまう可能性が高くなるとの批判もあります。

高須:内緒で副業をしている人は、いろいろバレちゃうから大変だと思うよ。クラブのホステスは焦ってるはず。それに、もしもネットの閲覧履歴なんかまでマイナンバーとひも付けされるようになったら、いろいろ大変だろうね。アダルトサイトの閲覧数が激減しちゃうだろうな(笑い)。

関連記事

トピックス

山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン