芸能

CM本数激増の吉田羊 オファー殺到の理由は「クソ真面目」?

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、「ヒツジスト」山田氏が、またしても吉田羊愛を語る。

 * * *
 吉田羊をCMキャラクターにする企業が激増している。

 今年1月、人気子役の鈴木梨央の“母役”として「ポカリ、飲まなきゃ」と言っていた大塚製薬「ポカリスエット」のCMに「母親役なんて珍しい」と思っていたら、トヨタホームではもっと大きい子供がいる母親役。

 平山浩行に駆け寄る花王「ハミングFine」のCMは、当初、大人のカップルのデートを想像していたが、実は夫婦で、二人の間には子供がいる設定だった。

 そうかと思えば、「ザ・吉田羊」が見られるJX日鉱日石エネルギーの「ENEOS」では、「私にだって知らないことぐらいあるわよ」とエネゴリくんに愚痴るニュースキャスター役。エスビー食品「ゴールデンカレー」もナレーターの人気DJ・坂上みきとの相乗効果でキャリアウーマン然としての登場だ。

 そんな独身OLの夜の楽しみを描いているのはロッテ「ショコランタン」。部下役の瑛太について、荒川良々と共に語るのは住友生命相互保険会社「生活保険1UP」で、遠藤憲一と共演するダイハツ「MOVE」や、高橋克実とのサンヨー食品「サッポロ一番グリーンプレミア0」は、素敵な大人のカップルやパートナーという設定だ。

 そして花王ソフィーナ「AUBE」。大人女子が読むファッション誌のカバーやグラビアを飾ることも多い吉田羊にとっては、来るべくして来た化粧品のCMである。

 地元九州は宮崎(吉田は福岡出身)の雲海酒造1本になっていたCMは、今年新たに10社を加えたことになる。

 6年前からヒツジストである私でさえ、「ちょっと出過ぎなんじゃないか」と心配になるほど企業から引っ張りだこの吉田羊。なぜ、彼女がこうもモテモテなのか考えてみた。

 大きな転機となったのは、やはりSMAPの木村拓哉主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)出演が大きいだろう。メインキャストの半数以上が前シリーズにも出ていたなか、杉本哲太や濱田岳ら個性派俳優と共に新たなキャストとして抜擢された吉田羊。

 演じることが大好きで、台本に書いてないことでも演出家や監督と相談して“隠れ設定”を考える女優・吉田は、元カレ役の杉本哲太のことを「礼子さん(吉田の役名)は、どうして好きだったのだろうか」と考え込むようなクソ真面目なところがある。

関連記事

トピックス

【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
各局が奪い合う演技派女優筆頭の松本まりか
『ミス・ターゲット』で地上波初主演の松本まりか メイクやスタイリングに一切の妥協なし、髪が燃えても台詞を続けるプロ根性
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン