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急激な進化遂げる電気ストーブ 人感センサーなど新機能続々

 家電量販店の「ストーブ売り場」が熱を帯びている。ビックカメラ有楽町店の家電コーナー担当・樋口吉彦氏がいう。

「今年は例年に比べて滑り出し好調です。特に11月初めの週末に冷え込んだので、そこでかなりの売り上げを記録しました」

 売り場を見渡すと、昔ながらの赤く光るストーブや石油ストーブとともに、スタイリッシュなストーブが並び、ラインアップの豊富さに驚かされる。最新のストーブ事情について、家電ジャーナリストの戸井田園子氏が説明する。

「かつては石油ストーブやガスストーブが一般的でしたが、住宅事情の変化とともに、都市部のマンションでは石油・ガスストーブの使用が禁止されるケースも増えています。そのため、年々売り上げを伸ばしているのが電気ストーブです。

 以前は石油・ガスストーブの代替品だった電気ストーブが、ここ数年で急激な進化を遂げています。最近は生活スタイルや間取りに合わせて電気ストーブを上手に使い分ける人が増えました」

 電気ストーブは、大きく2つに分類される。

「ファンヒーターのように暖めたい場所に直接、熱を当てる温風タイプと、遠赤外線の放射で、じんわり暖める輻射熱(ふくしゃねつ)タイプがあります」(同前)

 温風タイプの代表格がセラミックファンヒーター。前出のビックカメラ有楽町店でも売れ筋となっている。

「セラミックに電圧をかけて熱くして、内蔵されたファンで温風を外に送り出します。小型化が著しく進み、他のタイプのストーブとの差別化を図っている」(同前)

 例えばパナソニックの『DS-FTX』はティッシュケース程度の大きさでどこにでも持ち運べる。トイレや脱衣所など狭いスペースで使い勝手がいい。最新機能も続々と搭載されている。

「『人感センサー』がついた機種が増えました。人の存在を感知したときだけストーブを作動させる機能です。トイレなどで、人が来たときだけ勝手に暖めてくれるという点が支持されています」(同前)

 セラミックファンヒーターは夫婦円満につながる使い方もできる。

「夫は暑がりで、妻が冷え性という夫婦は多い。そんなとき、寒がる奥さんの背中にだけ温風を当てて暖めるという使い方もあります。これで夫婦喧嘩が減るなら、ストーブ代も安いものです」(同前)

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