芸能

壇蜜と橋本マナミはライバルか 女優業、発言内容など徹底比較 

壇蜜と橋本マナミはライバルなのか?

 先日行われたイベントで、壇蜜(34才)が橋本マナミ(31才)に関する質問に、「約6秒間無言になった」と大きく報じられた。壇蜜が橋本をかなり意識しているかのようにとらえられ、「ライバル」という言葉が一人歩きした。だが、同じセクシー路線とはいっても、そもそも2人はライバルなのだろうか? テレビ解説者の木村隆志さんが検証した。

 * * *
 2人は、「愛人」というキーワード、セクシーで意味ありげなコメント、昭和風の黒髪ロング、アラサーでのブレイク、東北出身(壇蜜さんが秋田、橋本さんが山形)など、多くの共通点を持つため何かと比較されますが、キャラクターや戦略はそれほど一致していない気がします。

 1つ目はターゲットの違い。壇蜜さんは「潤んだ瞳ともだえるような表情で、“視聴者”を刺激する」というイメージですが、橋本さんは「大胆な衣装でわかりやすく色気を放ち、“出演者”に迫る」というイメージがあります。「壇蜜さんのほうが視聴者の好感度が高いのは、先に愛人キャラでブレイクしたから」と思われがちですが、決してそれだけではなく、このようなターゲットの違いも影響しているのではないでしょうか。

 2つ目は恋愛・結婚に対するコメントの違い。壇蜜さんは男性との情事を思わせる発言をしながらも、恋人については「私が恋人では申し訳ない」「この商売ですから」と消極的でした。一方、橋本さんは「忙しいので恋人はいません」「結婚したいし、子供もほしい」とはっきり言っています。壇蜜さんのスタンスは変わっていませんが、かつて「昼下がりの団地妻キャラ」だった橋本さんは、すでに「愛人キャラ」の次を見据えているのかもしれません。

 実際、橋本さんはグラビアアイドルの枠を超えてバラエティー番組からイベントまで、さまざまな現場で活躍しています。満面の笑みと陽気な言動で、MCや芸人からのツッコミを誘うなど、盛り上げ役には最適。感情を表に出さず、ひねりの効いたコメントで知的な笑いに徹する壇蜜さんとは真逆のスタンスで、マルチタレントぶりを見せています。

 制作サイドから見ると、どんな出演者とも絡めて、番組の流れを邪魔しない橋本さんは、「サブキャストの1人として使い勝手がいい」存在。一方、壇蜜さんは、キャストや番組の中で浮いてしまうリスクがあるため、「本人を中心にした番組やイベントでなければ起用しにくい」ところがあるのです。

 しかし、壇蜜さんが橋本さんの勢いに押されて露出が減ってしまったというわけではないでしょう。壇蜜さんは一昨年あたりから「ハァハァさせたい」などの得意フレーズをほとんど言わないようになり、肌の露出も激減。自ら「エッチなお姉さん」というイメージから路線変更したのですが、それが原因でバラエティー番組やイベントからのオファーが減りました。ただその反面、女優としては着実に経験を積み上げているのです。

関連記事

トピックス

中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
愛子さま、初の単独公務は『源氏物語』の特別展 「造詣が深く鋭い質問もありドキっとしました」と担当者も驚き
愛子さま、初の単独公務は『源氏物語』の特別展 「造詣が深く鋭い質問もありドキっとしました」と担当者も驚き
女性セブン
“くわまん”こと桑野信義さん
《大腸がん闘病の桑野信義》「なんでケツの穴を他人に診せなきゃいけないんだ!」戻れぬ3年前の後悔「もっと生きたい」
NEWSポストセブン
中森明菜
中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
女性セブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
報道陣の問いかけには無言を貫いた水原被告(時事通信フォト)
《2021年に悪事が集中》水原一平「大谷翔平が大幅昇給したタイミングで“闇堕ち”」の新疑惑 エンゼルス入団当初から狙っていた「相棒のドル箱口座」
NEWSポストセブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン
稽古まわし姿で土俵に上がる宮城野親方(時事通信フォト)
尾車親方の“電撃退職”で“元横綱・白鵬”宮城野親方の早期復帰が浮上 稽古まわし姿で土俵に立ち続けるその心中は
週刊ポスト
大谷翔平の妻・真美子さんの役目とは
《大谷翔平の巨額通帳管理》重大任務が託されるのは真美子夫人か 日本人メジャーリーガーでは“妻が管理”のケースが多数
女性セブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者
【新宿タワマン刺殺】ストーカー・和久井学容疑者は 25歳被害女性の「ライブ配信」を監視していたのか
週刊ポスト