ビジネス

【シリーズ動画配信】Netflixは『火花』ドラマ版など名作充実

「ネット配信で作品を観る」という視聴スタイルをアメリカで定着させたNetflixは、他社と比べてもオリジナル作品の質が高い。

 昨年、優秀なテレビ番組に贈られるエミー賞を3部門で受賞した『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』をはじめ、オリジナルドラマがアメリカで大ヒット。日本ではフジテレビと提携し、同社制作、桐谷美玲主演のドラマ『アンダーウェア』を配信し話題となった。

 来年には、芥川賞を受賞した又吉直樹の『火花』のドラマ版を制作し、独占公開されることが決まっている。現在は邦画などの品揃えが弱いと指摘されているが、『仁義なき戦い』シリーズなど邦画の名作もラインアップに加わり、今後、ますます充実していく予定だ。
 
 ユーザーの使いやすさにもこだわっている。「レコメンド機能」は、ユーザーが過去に視聴した映画やドラマの傾向を分析し、その人に合った作品をオススメしてくれるというもの。作品を観るほどに正確さを増すため、使い込むうちに自分の好みをより理解してくれる。

 料金は画質によって3つのプランに分かれている。標準画質(SD)なら月額650円、ハイビジョン画質(HD)なら950円、4K画質なら1450円(全て税別価格)と、ユーザーの好みと視聴環境に合わせて選べる。

●データ
・コンテンツ数/非公開
・会員数/世界60か国以上で約6900万人
・月額料金(税別)/ベーシック650円(SD)、スタンダード950円(HD)、プレミアム1450円(4K)
・支払い方法/各種クレジットカード、ビックカメラで。販売されているギフトカード、ソフトバンクの携帯料金に課金など
・同時視聴台数(テレビやスマホなどで同時に視聴できるデバイス数)/コースによって異なる ベーシック1台、スタンダード2台、プレミアム4台
・ダウンロード視聴/不可
・無料期間/1か月
・ここがスゴイ!/オリジナル作品に強く、来年に又吉直樹の芥川賞受賞作『火花』の
ドラマ版が独占配信される

※週刊ポスト2015年12月11日号

関連記事

トピックス

万博で身につけた”天然うるし珠イヤリング“(2025年8月23日、撮影/JMPA)
《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり
NEWSポストセブン
次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)
《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評
NEWSポストセブン
阪神の中野拓夢(時事通信フォト)
《阪神優勝の立役者》選手会長・中野拓夢を献身的に支える“3歳年上のインスタグラマー妻”が貫く「徹底した配慮」
NEWSポストセブン
9年の濃厚な女優人生を駆け抜けた夏目雅子さん(撮影/田川清美)
《没後40年・夏目雅子さんを偲ぶ》永遠の「原石」として記憶に刻まれた女優 『瀬戸内少年野球団』での天真爛漫さは「技巧では決して表現できない境地」
週刊ポスト
朝比ライオさん
《マルチ2世家族の壮絶な実態》「母は姉の制服を切り刻み…」「包丁を手に『アンタを殺して私も死ぬ』と」京大合格も就職も母の“アップへの成果報告”に利用された
NEWSポストセブン
チームには多くの不安材料が
《大谷翔平のポストシーズンに不安材料》ドジャースで深刻な「セットアッパー&クローザー不足」、大谷をクローザーで起用するプランもあるか
週刊ポスト
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン
政権の命運を握る存在に(時事通信フォト)
《岸田文雄・前首相の奸計》「加藤の乱」から学んだ倒閣運動 石破降ろしの汚れ役は旧安倍派や麻生派にやらせ、自らはキャスティングボートを握った
週刊ポスト
2013年に結婚した北島康介と音楽ユニット「girl next door」の千紗
《不倫報道で沈黙続ける北島康介》元ボーカル妻が過ごす「いつも通りの日常」SNSで垣間見えた“現在の夫婦関係”
NEWSポストセブン
秋篠宮家の長男・悠仁さまの成年式が行われた(2025年9月6日、写真/宮内庁提供)
《凜々しきお姿》成年式に臨まれた悠仁さま 筑波大では「やどかり祭」でご友人とベビーカステラを販売、自転車で構内を移動する充実したキャンパスライフ
NEWSポストセブン
自身のYouTubeで新居のルームツアー動画を公開した板野友美(YouTubeより)
《超高級バッグ90個ズラリ!》板野友美「家賃110万円マンション」「エルメス、シャネル」超絶な財力の源泉となった“経営するブランドのパワー” 専門家は「20~30代の支持」と指摘
NEWSポストセブン
志村けんさんが語っていた旅館への想い
《5年間空き家だった志村けんさんの豪邸が更地に》大手不動産会社に売却された土地の今後…実兄は「遺品は愛用していた帽子を持って帰っただけ」
NEWSポストセブン