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「眉あたりに赤いポツポツ」「まぶたが赤黒い」は火難の相

 乾燥する冬は火災の危険性が高まる季節。そこで、風水建築デザイナーの直居由美里さんに、家相と火災との関係を教えてもらった。

 * * *
 空気が乾燥する冬は、火災が起こりやすい季節です。

 燃えやすい木造住宅が密集していた江戸の街では、「火事とけんかは江戸の花」という言葉が生まれるほど、繰り返し市街地が燃え上がりました。

 せっかく建てた家が燃え落ちてしまうのは、よくあることとはいえ、大きな災難ですから、火事を避けるためにはどうすればいいかが研究されました。そして、出火したり、延焼によって灰になってしまった家に共通する家相を「火難の相」として避けるようになりました。

 たとえば三角形の敷地は火事を招きやすいとされます。そして、南が乱れている家も火難の相となります。風水や家相の基本である陰陽五行では、木火土金水の五行のエネルギーを方位にあてはめ、火のエネルギーを司るのは南です。煮炊きや入浴など、生活に不可欠な火のエネルギーですが、使い方を誤ると火事となります。家の中心から見て南に汚れた狭い空間があったり、敷地の関係で大きく欠けていると、火のエネルギーが安定しません。思わぬところに燃え広がり、火のトラブルの恐れが強くなるのです。

 家相で南のトイレが嫌われるのは、火の方位に不浄の気が加わるからです。水洗トイレが普及していない時代は、夏にトイレの臭気が南の熱気によって強まってしまうというデメリットがありました。現代の清潔なトイレでは、南のトイレの凶作用は昔ほど強くありませんが、火のエネルギーが乱れるという点では要注意です。空気が乾燥している冬の期間は特に念入りに掃除して火難につながらないように気をつけてください。

 南の状態が悪いだけで火事を招くとは断定できません。ちょっとした失火なら、早い段階で適切に対応すれば大事にいたりませんが、東の凶相が加わると火の手が一気に燃え広がります。

 東の乱れは突発的なアクシデントや爆発を意味します。吉に作用すれば新規事業のスタートダッシュや発展につながるのですが、失火のような凶作用も瞬く間に拡大します。

 そして、火事を消し止めるのは水の力です。水を司る方位は北。火事の被害がどの程度となるかは、北の状態にかかわってきます。南と北ともに汚れた空間になっていると、乱れた火のエネルギーを水によって制することができません。消防署への通報が遅れたり、家の前に消防車がなかなか入って来られず、消火活動の遅れを生じるといった現象につながります。

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