芸能

SMAP解散報道で激震 「やっぱり残る」で揺れるメンバーたち

SMAPの解散情報で各方面に激震(写真は1月14日発売の「女性セブン」から)

「えーっ!…」。周囲の者が顔を向けるほどの驚きの声をあげた記者は、そのまま言葉を失った。1月12日。女性セブンの最終校了直前、編集部に飛び込んできた“SMAP分裂”“解散”“移籍”情報。〆切り時間の迫る中、手のあいた者総がかりでの裏取り作業が始まった。

 しかし、なかなか情報の全体像が浮かび上がってこない。刻一刻と迫る〆切り時間。だがあと1時間ほどで時間切れとなった時、あるテレビ局関係者が重い口を開いた。

「ジャニーズ事務所のI女史が会社を辞めることを決めた件は、聞いている。その背景には『週刊文春』(2015年1月29日号)が事務所の副社長・メリー喜多川さんのインタビューとともに報じた社内の“後継争い”があるようだ。彼女の辞任に伴うSMAPメンバーの今後の動向についても話は出ているが、いまは話せない」という内容だった。

 遠因と指摘された週刊文春の記事を要約するとこうだ。事務所内には長らくI女史と、メリー氏の長女の藤島ジュリー景子氏を筆頭にする2つの大きな派閥が存在し、それが後継者問題につながると囁かれてきた。Kis-My-Ft2やSexy Zoneなどを担当しているI女史は、今や国民的アイドルグループにまで登りつめたSMAPをデビュー当時から育て上げた辣腕で、献身的に支えた彼女にはメンバーからの信頼も厚い。対するジュリー氏はTOKIOや嵐、関ジャニ∞を担当している。

 記事はその対立について単刀直入に問うたのだが、メリー氏は派閥の存在自体を否定した。一方で、次期社長はジュリー氏であると明かし、もし対立が事実であるならば容赦なくI女史を辞めさせると宣言して、大きな話題になったものだ。

 それにしても、あのSMAPが分裂したり解散したり、移籍するような事態が本当にあり得るのだろうか。時間と紙幅に限りがあるので、取材の結論からお伝えする。情報は概ね正確であり、いまSMAPは激震の中にいるようだ。ある音楽関係者はこんな話までしてくれた。

「SMAPのメンバーはI女史がクビになったと知った時、自分たちも彼女についていくと一旦は決めたようだが、時が経つにつれ、ある1人が、“やっぱりジャニーズに残る”と言い出し、メンバーたちは揺れに揺れているようです」

※女性セブン2016年1月28日号

関連記事

トピックス

左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
衆院広島5区の支部長に選出された今井健仁氏にトラブル(ホームページより)
【スクープ】自民広島5区新候補、東大卒弁護士が「イカサマM&A事件」で8000万円賠償を命じられていた
週刊ポスト
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏(=左。時事通信フォト)と望月衣塑子記者
山尾志桜里氏“公認取り消し問題”に望月衣塑子記者が国民民主党・玉木代表を猛批判「自分で出馬を誘っておいて、国民受けが良くないと即切り捨てる」
週刊ポスト
「〈ゆりかご〉出身の全員が、幸せを感じて生きられるのが理想です。」
「自分は捨てられたと思うのは簡単。でも…」赤ちゃんポスト第1号・宮津航一さん(21)が「ゆりかごは《子どもの捨て場所》じゃない」と思う“理由”
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第24回】現在70歳。自分は、人に何かを与えられる存在だったのか…これから私にできることはありますか?
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
NEWSポストセブン