「鈴木さんは警察官に取るに足らない夫婦喧嘩だと説明したそうです。A子は警察に事情を説明しましたが、大事にしたくないという思いもあって、このときは被害届を出さなかった。そして2014年10月、鈴木さんが家を出る形で別居状態となったが、生活費を巡っても揉めるようになったこともあって、A子は暴力事件として被害届を提出したんです」(同前)

 そうした事態が続く中で協議は難航し、2015年3月からは裁判所を介した離婚調停に入っているが、「現在も慰謝料と財産分与について主張の隔たりが大きく、なかなか成立しないようです」(同前)。

 離婚調停とDVについて、A子さんに尋ねると「離婚については、いまは話せません」としながらも、警察に通報して事情を説明した経緯は認めた。一方、鈴木の代理人弁護士は離婚調停中であることを認めたうえでこう説明した。

「主な原因が結婚当初からのDVにあると(A子さんが)主張しているとの認識はありません。また、(A子さんが)暴行で告訴した事実はあるようですが、不起訴処分によって事件は終結しております」

 当人たちにしかわからない事情や心情があるとはいえ、夫婦の諍いが警察沙汰になってしまった事態は「紳士たれ」という“巨人軍の規範”には似つかわしくないだろう。泥沼離婚劇がこれから始まるシーズンに影響するようなことがあれば、高橋巨人の船出に暗雲が垂れ込める。

※週刊ポスト2016年1月29日号

関連記事

トピックス

岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン