スポーツ

巨人「走塁の神様」鈴木尚広 警察沙汰泥沼離婚騒動が法廷へ

 昨季V4を逃したうえに、野球賭博問題で3選手が解雇される激震に見舞われた巨人は、高橋由伸・新監督(40)のもと逆襲のシーズンをスタートさせた。その高橋巨人の精神的支柱が、高橋の引退に伴ってチーム生え抜き最年長となった鈴木尚広(37)だ。巨人一筋20年目のシーズンを迎えるベテランは、控え選手ながらも首脳陣、チームメートから厚い信頼をおかれてきた。

 だが私生活では、グラウンドで見せる快足が“泥沼”に嵌っているという。12年間連れ添った夫人との関係が、警察沙汰になるほどにこじれていた──。

 1996年ドラフト4位で福島・相馬高校から巨人に入団した鈴木。プロ入り後は怪我に泣かされ、なかなか芽が出なかった。だが2008年、ゴールデングラブ賞を受賞してブレイク。近年は勝負所での代走に起用される「走塁の神様」として活躍、昨季は代走専門の選手としては異例のオールスター出場を果たした。

 そんな鈴木は飲み会で知り合った妻・A子さん(38)と4年の交際を経て、2003年のクリスマスイブに入籍。翌年には長男が誕生した。鈴木は2010年にプロ野球部門の「ベストファーザー賞」を受賞するほどの子煩悩として知られるが、夫婦関係について相談を受けていたA子さんの友人はこう明かす。

「息子さんが生まれて間もなく、鈴木さんは“泣き声がうるさい”といって家に帰らなくなった。A子が詰問すると“由伸さんも帰ってないからオレも帰らない”と訳のわからない言い訳を繰り返したそうです。また父親に憧れて野球を始めた長男の練習や試合を鈴木さんが観に行くことは一度もなかったと聞いています」

 野球に集中するために、ほとんど家事や育児に関与しない選手は珍しくない。「A子さんはそうした事情も理解して我慢していた」(友人)というが、溝は広がるばかりでA子さんは離婚を決意。2013年夏頃から離婚協議が始まった。そんな中、事件が起こる。

「その年の暮れ、鈴木さんが長男を実家に連れて帰りたいと言い出して口論になり、さらにエスカレートしてしまったそうです」(同前)

 それに身の危険を感じたA子さんは警察に通報。自宅にパトカーが駆けつけた。

関連記事

トピックス

球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン