芸能

『ヒガンバナ』の堀北真希 優等生役多かったので意外

『ヒガンバナ』で特殊能力を持つ刑事役を演じる

 毒舌で無愛想、疲れをとるために悪臭ただようヤギ汁を飲み、周囲から迷惑がられてもそんなのどこ吹く風…。1月13日(水)スタートの『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系)で、一風変わった刑事を演じる、堀北真希(27才)。

「これまでは優等生っぽい役柄が多かったので、お話をいただいたときはちょっと意外でした。えっ、私がこの役をやるの? って」

個性的で美女揃いの女性刑事ばかりが所属する捜査七課、通称“ヒガンバナ”で活躍する彼女には、特殊な能力がある。それは、【共感力】。

「他人の感情にシンクロすることができるんです。たとえば、殺人現場に行くと、そこに残っている犯人や被害者の声が聞こえてくる…」

 その能力を生かして、渚は数々の難事件を解決していくわけだが、堀北はこの能力に憧れるという。

「私自身もそうですけど、人って多かれ少なかれウソをつくでしょ? 言葉の裏にある本音を知ることができたらいいな、って思うんです。今、目の前でしゃべっている人が本当はどんなことを考えているのか、すごく知りたい」

 しかし、他人の本音を知ることは怖いことでもある。現に、堀北が演じる渚は、日常生活ではヘッドホンをして他人の本音が入り込んでくるのを遮断しているのだから。

「それでも、知りたいですね。その人の本質に触れたいから。たぶん、人間に興味があるんでしょうね、私は」

 そんな彼女の趣味は、読書。

「小説が好きなんですけど、作家やジャンルにはあまりこだわらず、書評で評判がいいものや、お友達に勧められたものなど、さまざまな本を読むようにしています」

 読んでいて「この役をやりたい!」と思うことは?

「それはないですね。仕事とはまったく切り離して読むから、楽しいんだと思います。なにもかも忘れて物語の世界にどっぷり浸かっている時間が幸せなんです」

 しかし、撮影に追われる今は大好きな本を手に取る時間もないのが現実。しかも1月スタートの連続ドラマは寒さとの闘いだ。

「ロケの時はポットに温かいスープを入れて持っていったりして、体が冷えないようにしています。また、撮影があるときはお弁当が多くなってしまうので、うちでごはんを食べるときは、なるべくお野菜を摂るようにしています。ホントはお肉が大好きなんですけどね(笑い)」

撮影◼︎佐藤佑一

※女性セブン2016年1月28日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
安達祐実、NHK敏腕プロデューサーと「ファミリー向けマンション」半同棲で描く“将来設計” 局内で広がりつつある新恋人の「呼び名」
NEWSポストセブン
第69代横綱を務めた白鵬翔氏
白鵬“電撃退職”で相撲協会に大きな変化 旭富士のデビューほか「宮城野部屋再興」が前提とみられる動きが次々と
週刊ポスト
夫から殺害されたホリー・ブラムリーさん(Lincolnshire PoliceのSNSより)
《凄惨な犯行の背景に動物虐待》「妻を殺害し200以上の肉片に切断」イギリスの“怪物”が殺人前にしていた“残虐極まりない行為”「子犬を洗濯機に入れ、子猫3匹をキッチンで溺死させ…」
NEWSポストセブン
還暦を迎えられた秋篠宮さま(時事通信フォト)
《車の中でモクモクと…》秋篠宮さまの“ルール違反”疑う声に宮内庁が回答 紀子さまが心配した「夫のタバコ事情」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《株や資産形成の勉強も…》趣里の夫・三山凌輝が直近で見せていたビジネスへの強い関心【あんかけパスタ専門店をオープン】
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
30歳差コーチとの禁断愛の都玲華は「トリプルボギー不倫」に学んだのか いち早く謝罪と関係解消を発表も「キャディよりもコーチ変更のほうが影響は大きい」と心配の声
週刊ポスト
小芝風花
「頑張ってくれるだけで」小芝風花、上海でラーメン店営む父が送った“直球エール”最終回まで『べらぼう』見届けた親心
NEWSポストセブン
安青錦(時事通信フォト)
最速大関・安青錦は横綱・大の里を超えられるのか 対戦成績は0勝3敗で「体重差」は大きいものの「実力差は縮まっている」との指摘も
週刊ポスト
熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン