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『スターウォーズ』 ディズニーの世界観をインストールか

 公開から1か月。映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の熱気は衰えるどころか広がっている。そんなスター・ウォーズ(以下、SW)の裏エピソードを紹介しよう。

 エピソード1でナタリー・ポートマン演じるアミダラの影武者役はキーラ・ナイトレイだった。『どっちのスター・ウォーズ』(中央公論新社)の著者で、映画ジャーナリストの立田敦子さんはこう語る。

「公開当時も話題になっていたんですが、ふたりはあまりにも似ていたので、“キーラ・ナイトレイは、この後ブレークするのは難しいんじゃない?”と言われていました。でも『パイレーツ・オブ・カリビアン』(2003年)で一気にスターダムに」

 エピソード2(2002年)とエピソード3(2005年)では、アミダラ姫と、ヘイデン・クリステンセン演じるアナキン・スカイウォーカーの恋が描かれている。

「ナタリーとヘイデンは、実際に交際しており“SWカップル”と話題になりました。でもヘイデンはかわいそうで、この2作でラジー賞(アメリカの最低映画賞)を受賞し、撮影が終了すると同時にラブロマンスも終わってしまった」(立田さん)

 エピソード3で、SWは一段落したように思われていた。しかし2012年、ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカス監督の設立した『ルーカスフィルム』を買収。同時にSWの権利も持つことになり、『フォースの覚醒』の製作を発表し、世界中に激震が走った。

 映画評論家・清水節さんとの共著『スター・ウォーズ学』(新潮社)がある作家・ゲームデザイナーの柴尾英令さんはこう話す。

「ウォルト・ディズニーも父親との間に確執があったりして、ある種、似たところがあるんですよね。実はルーカスは、1年に1回は、アメリカ・カリフォルニア州にあるアナハイムの『ディズニー・ランド』に家族旅行に行っていたりするんですが、SWにもその世界観がインストールされてるなぁと思いますよ。砂漠に行ったと思ったら、森に行ったりね」

 ルーカス監督は、エピソード1~3に出てくるジャー・ジャー・ビンクスが、ディズニーのキャラクター「グーフィー」がモデルだと明かしている。

 シリーズを通じて、隠れミッキーのように潜んでいるのが「1138」という数字。

 エピソード4でレイア姫が囚われていた部屋、エピソード6(1983年)でレイア姫がかぶっているヘルメットの側面…。なぜ1138という数字なのかというと、ルーカス監督のデビュー作が『THX-1138』(1971年)だから。

※女性セブン2016年2月4日号

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