スポーツ

琴奨菊の妻・祐未さんに付け人たちが戦々恐々の理由

琴奨菊の妻・祐未さんに付け人たちが戦々恐々

 悲願の初優勝後に開かれた結婚披露宴で、主賓の森喜朗・元首相が「嫁さんの力とは、こんなに違うものか」と舌を巻くなど、大関・琴奨菊(32)の妻・祐未夫人(29)への称賛の声が後を絶たない。美貌に加えて、学習院大卒で英語やスウェーデン語など4か国語を操る才女ぶりがメディアに取り上げられ、一躍時の人となっている。

 披露宴では祐未夫人のウエディングドレス姿に、琴奨菊は「ほれてまうやろ~っ!」とデレデレだった。

「琴奨菊は2013年2月に別の女性と婚約破棄した経緯もあって“今回は失敗できない”という思いが強く、祐未さんに言われるがまま。さらに尻に敷かれるようになるのは間違いないと言われています(笑い)」(相撲担当記者)

 しかし、そんな状況に戦々恐々としているのが、琴奨菊の身の回りの世話をする付け人たちだという。

「海外育ちの影響か、物怖じしない性格の祐未さんは初対面の若い衆でも“大関にはこうしてあげて”と遠慮なく話し、自分の付け人のように用事を頼んだりすることもある。昨年7月の結婚後にフードマイスターの資格を取ってからは、大関が口にするちゃんこの具材について祐未さんの注文がつくこともあるそうです。

 付け人たちは大関の成績が悪くなったら、自分たちのせいにされかねないとヒヤヒヤしているんです。すでに“おかみさん気取りかよ”と陰口を叩く若手もいます」(後援会関係者)

 若い衆にしてみれば、琴奨菊に間に立ってもらってほしいところだが、妻に頭が上がらないだけにとても期待できそうもないようだ。そんな祐未夫人にも超えなければならない壁がある。佐渡ヶ嶽部屋の大女将だ。

「師匠の佐渡ヶ嶽親方(関脇・元琴ノ若)は先代(元横綱・琴櫻。故人)の娘さんを嫁にもらい、部屋を継承しました。そのため婿入りした親方以上に、おかみさん、まだまだ元気な先代のおかみさんが部屋で力を持っているんです。

 大女将は力士の妻は裏方に徹するべきだという伝統的な考え方だけに、マスコミに積極的に露出する祐未さんを快く思っていないのではないでしょうか」(同前)

 鮮烈な“角界デビュー”を飾ったものの、おかみさん修業は茨の道か。

※週刊ポスト2016年2月19日号

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン