スマホの世帯保有率が5割を超えようとしていた4年前、大学生の間ではSNSの利用状況について「4年生はmixi、3年生はFacebook、2年生はTwitterで1年生はLINE」と言われていた。
学年が若くなるにつれて新しいSNSを利用しているという意味で使われていた言葉だが、どれもあっという間に幅広い世代、つまり「おじさんやおばさん」が使うようになった。Instagramも同じ運命をたどるのだろうか。
「Instagramの場合は他のSNSと違って画像の加工技術が必要なので、その技術を学ぶ時間がない大人が加わるにはハードルが高いと思います。若い子が心配するような大人によるベタな写真が投稿されるようなことは、しばらくあまり増えないと思いますよ」(前出・高橋さん)
ともあれ、SNSでの棲み分け論議は今後も白熱しそうだ。