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信号は「車用」を見る?など間違いがちな自転車の最新ルール

 2015年6月から、自転車の違反を繰り返す利用者に「自転車運転者講習」が有料で義務付けられた。けれど――女性セブン読者384名にアンケートを行ったところ、自転車の正しいルールを把握していると自認しているのは約4割という結果に。そこで、自転車の最新ルールから読者の素朴な疑問まで、きっちりおさらいしておこう。

 車のように教習所がない自転車。「そもそもどこを走ったらいいのかわからない」(52才・主婦)、「車道を走れば自動車に、歩道を走れば歩行者に邪魔に扱われる」(32才・主婦)という声が。

 自転車は軽車両なので、自動車と同じ分類。そのため、「車道の左端を通行する」のが基本だ。しかし、「場合によっては、歩道を通行できる」という“例外”も。それがかえって混乱を生み、一瞬の判断ミスが事故につながってしまう。

「2015年に東京都内で起きた自転車事故のうち、46.9%は自転車側になんらかの違反がありました。つまり、利用者がルールを知ってきちんと守れば、多くの自転車事故が防げるんです」と警視庁の交通安全教育指導員・川嶋泰雄さん。

 子供から大人まで、免許がなくても気軽に乗れる自転車。だからこそ、ルールを学んでおきたい。

 警視庁をはじめ、各都道府県警などで、自転車の交通安全教室も行われているので利用してみては?

Q:自転車で歩道を走れるの?

A:歩道通行はあくまで例外。3つの条件を覚えて!
 大人が自転車に乗る場合、「車道が原則・歩道は例外」。例外に関しては以下の3つの条件を覚えること。親子で走行する場合も、「親は車道・子供は歩道」と覚えて。

●歩道に「自転車通行可」の標識がある時。

●13才未満の子供と70才以上の高齢者、身体に障害がある場合。

●安全のため、やむを得ない場合。
(やむを得ない場合の例)車道に駐車車両が並んでいる/道路工事などで車道の左寄りを安全に通行できない/自動車の交通量が多く、車道の幅が狭い。

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