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2016.03.09 07:00  週刊ポスト

オカモトVS中国メーカー裁判 賠償金17円の理由

──判決をどう受け止めたか?
「裁判結果は公正かつ公平だと信じています」

──アオニーは本当に販売しているのか? 販売している店を見つけられなかった。
「多くの場所で売っていますよ。中国全土で売っているはずです」

──年間の販売量は?
「教えられません」

──なぜ賠償請求額が1元だけなのか?
「私たちはギネス記録保持者として、消費者に真実を知ってほしかったのです。賠償額は重視していません。1元に設定することでより速やかに人々に事実を知ってもらえると思いました。消費者に事実を伝えることが訴訟の一番の目的です」

 1元にしたほうが話題になる──そんな目論見で提訴することを日本では「売名行為」と呼ぶのだが……。オカモトは控訴しない方針だという。

「すでに店頭での『ギネス認定』の表示は撤去しています。今回の判決が弊社の事業に大きな影響を与えるとは考えておりません」(経営管理室)

 オカモトは訪日観光客のコンドーム爆買いの影響で今期の連結純利益が前期比74%増の50億円を見込む。賠償額はその0.000003%。コンドームの厚さにも及ばなかった。

※週刊ポスト2016年3月18日号

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