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きみまろ「夫婦川柳」傑作選 【中高年あるある編】

 お待たせしました! 春の訪れとともに、あの季節がやってまいりました。花粉症? 加齢臭? 違います! 「夫婦川柳」で大爆笑する新たなシーズンの到来です。皆様の熱いご支持のおかげで、続々増刷中の第1巻に続く新刊が出版の運びとなりました。題して、『きみまろ「夫婦川柳」傑作選2』……そのまんまですが、今回はその収録作品の中から、「中高年あるある」の傑作を紹介しましょう。

【俺ハーフ 父は痛風 母糖尿】

 芸能界ではハーフタレントが大活躍です。私は両親とも鹿児島県人で、若い頃は「生粋の薩摩隼人だ!」と自負しておりました。しかし、中高年になった今、「ハーフになってしまった」と痛感します。

 ジョギングや階段を上ると息苦しくなって、「ハー」「フー」の連発なのです。しみじみと、歳は取りたくないと思います。父親の持病は痛風で母親は糖尿。50歳を過ぎて「受け継いだんだ……」と実感するご主人も多いはずです。でも、恨み節はいけません。ご両親には感謝です。痛風のお父さんの誕生日に心を込めて歌いましょう。「ハッピ・バースデー・ツーフー♪」

 糖尿病のお母さんにもですか? 島倉千代子さんの『糖尿(東京)だョおっ母さん』がいいと思います。

【イケメンの 亭主もいつかは フケ(老け)メンに】

【「フサメン」と 呼ばれたダンナが 「ブサメン」に】

【「キラメン」と 思った夫も 「ヅラメン」に】

「歳を取ったなぁ」と落ち込んでいるご主人に、奥様からの三連続パンチです。「かっこ良くて、髪の毛もフサフサ。キラキラしてると思ってたのに、いつの間にか、不細工な“ブサメン”で、カツラをかぶる“ヅラメン”。これって、詐欺よ!」。私、きみまろ、全国のご主人を代表し、謝ります。

※週刊ポスト2016年3月18日号

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