芸能

あさが来た 若い世代には専業主婦で家守る姉・はつが魅力

宮崎あおい演じたはつ

 NHK朝のテレビ小説『あさが来た』の高視聴率が続いている。各女性キャラクターの魅力もその人気の秘密になっている。女性セブンでは、400人に緊急アンケート調査を実施。女性キャラクターについて聞いた。

 まず、「『あさがきた』で共感できる女性キャラクターの生き方は誰ですか?」という質問に対しての結果をご紹介。

【1位】あさ(波瑠):54.0%
【2位】はつ(宮崎あおい):22.0%
【3位】よの(風吹ジュン):9.0%
【4位】うめ(友近):6.7%

 続いて、「憧れのキャラクターは誰ですか?」

【1位】あさ(波瑠):56.0%
【2位】はつ(宮崎あおい):18.3%
【3位】よの(風吹ジュン):13.3%
【4位】梨江(寺島しのぶ):4.7%

 どの年代にも共通するのが、主婦たちの「はつ」への共感と、「よの」への憧れ。京都府に住む46才の主婦A子さんが言う。長男(24才)、次男(22才)、長女(19才)と3人の子供を育て上げた。

「共感できるのは、やっぱりはつですね。どんなに自分の思いがあっても、嫁いだら相手の家の風習やしきたりに合わせてやっていくしかないから。自分の実家のことなんて口にしたら離婚になりかねませんよね。

 でも逆に、お姑さんが高齢になったりして、自分の時代が来たら、はつは思っていることを主張したり、自分流を出している。まさに妻の鑑だなぁと見ています。憧れているのはよのですね。家のことにしっかり目配りができて、でも出しゃばらずに信頼できるアドバイスをする。あんな姑になりたいですね」

 だからこそ、A子さんがどうしても共感できないのは、あさだ。

「あんなふうに自分を押し通したら家庭はうまくいきません。破綻しますよ」

 しかし、同じ主婦ながらも、あさに共感している女性もいる。和歌山県に住む53才の主婦B子さんだ。

「あさは、まだまだ女の地位が低い時代にすごいなぁと思います。でも憧れるのははつ。どんなことにも動じずに旦那様を信じ、舅や姑に仕えるなんて立派。私なんて、義理の両親に会うのは年に数回なのにグチグチ言ってしまうから…」

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン