国内

「直参トップ」高須院長が明かすフリーメイソンの内部事情

フリーメイソンについて明かす高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、院長自身がそのメンバーである「フリーメイソン」についてうかがいました。

 * * *
──今回は高須院長もその会員であるフリーメイソンについてお話をうかがいたいと思います。

高須:もういまは何でもしゃべれるようになったからね。いちばん偉くなったから。

──いちばん偉いというと、どういう立場なんですか?

高須:僕が入っているのは京都御門ロッジで、そこでいちばん偉い「Worshipful Master」っていう立場だね。去年12月にロッジ内で選挙があって、そこで選ばれたんだよ。「親方の親方」っていう感じかな。ちなみに、Worshipful Masterのなかでいちばん偉いのが日本グランド・ロッジにいるグランドマスターだね。

──組織がいくつかの階層になっているんですか?

高須:そうそう。たとえば本家の“〇〇組”が「日本グランド・ロッジ」だったら、僕はその直参の御門ロッジの“組長”ってことになるわけだ。その前までは“若頭”だったんだけどね(笑い)。だいたい“若頭”になったメイソンは、その次の選挙で“組長”になるんだよ。

──そういう慣習があるんですね。

高須:まあ、いろいろ習わしが多いのは確かだね。頭が固い組織だよ。古い儀式ばっかりやってるから、それについて来れずに辞めてく人も多い。あと、意外とくだらないことであーだこーだやってるんだよ。「このエプロンは誰が洗濯するのか」とか「部屋の後片付けは誰がするのか」とか、そんなことばっかり話し合ってるんだもん(笑い)。

 世間的には社会を裏で牛耳っている組織って思われてるけど、実は全然そんなことない。けっこうどうでもいいことを世界中で議論してるのがフリーメイソン。どんなにすごい組織なのかと期待して入ってきても、実際はそんなんだから、「やってらんねえよ!」っていう人がいても仕方ないね。

──いろいろと大変なことも多そうですね。

高須:いちばん大変なのは暗記かな。いろんな儀式のために、文章を暗記するの。それこそお経を覚えるみたいなものだね。基本的には、古い英語の文章を覚えるんだけど、たしか御門ロッジと名古屋の鳥居ロッジと福岡の卑弥呼ロッジは日本語でもOKなのかな。でも、それもまたとんでもなく古い日本語で、覚えるのが一苦労なんだよ。

──そもそも院長はどうして京都の御門ロッジに入られたんですか?

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト