ライフ

70才父 娘がネットで知り合った男と婚約し「出会い系野郎が…」

 定年退職後の夫ほど、家族にとって面倒くさい人はいない──。残念ながら、そう思っている妻は多いという。千葉県の惣菜店パートの女性(64才)は、夫のこんなトホホエピソードを披露する。

 * * *
 まったくパソコンに触らない夫(70才)の天敵は出会い系サイト。そもそもは娘がネットで知り合った人と、交際を始めたことが気に入らないんだけどね。

「そんな男と会ったりしたら、いいか、殺されても文句言えないんだからな」と、娘にいきなり殴りかかったりして、どっちが危ないんだか。

 相手が高学歴で、夫の職場の親会社の社員とわかってからも、「そんなのダマされているに決まっている」と決めつけて、話にならないの。

 すったもんだの末、やっと先日、夫が折れて婚約にこぎつけたんだけど、それでも相手がいないと、「出会い系野郎が」って敵意丸出し。もう、わが夫ながら、みっともないったらありゃしない。
(千葉・64才・総菜店パート)

――さらに、都内で書道教室を開く62才の女性は、プライドが高い夫の馬鹿っぷりを明かす。

 * * *
 “小人閑居して不善をなす”というけど、退職した夫(65才)がまさにこれ。夫が町会の世話役をかって出て2年。この間、近所の奥さんが「オタクのご主人、大会社でご出世したから、われわれ、下々の者とは違うって言われているのよ」とイヤミたっぷり。

 よくよく聞いて、顔から火が出たわよ。町会で定期的に公園の掃除をしているんだけど、夫は男性相手だと命令口調だけど、女性には、「お尻が魅力的ですね」とかセクハラまがいのことを言うんだって。
 
 夫を問い詰めると、「そんなの冗談に決まっている。真に受けるほうがどうかしている」とプリプリ。しまいには「誰だ、お前につまらない密告をしたのはっ」と犯人探しよ。もしわが家に座敷牢があったら、即刻、夫を閉じ込めるわね。
(東京・62才・書道教室)

※女性セブン2016年6月23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
2025年11月には初めての外国公式訪問でラオスに足を運ばれた(JMPA)
《2026年大予測》国内外から高まる「愛子天皇待望論」、女系天皇反対派の急先鋒だった高市首相も実現に向けて「含み」
女性セブン
夫によるサイバーストーキング行為に支配されていた生活を送っていたミカ・ミラーさん(遺族による追悼サイトより)
〈30歳の妻の何も着ていない写真をバラ撒き…〉46歳牧師が「妻へのストーキング行為」で立件 逃げ場のない監視生活の絶望、夫は起訴され裁判へ【米サウスカロライナ】
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト