2日後の夕方、自宅駐車場からバイクに乗って出てきた草なぎはマンション前で、上階に向けて右手を軽く振ってみせた。窓辺に佇む誰かに合図を送るような仕草だった。その後、一旦マンションに戻った草なぎは、急いだ様子で再び家を出た。タクシーで向かった先は都内の鳥料理店。個室で彼を待っていたのは、やはりAさんだった。
「Aさんとは以前からの友人で、最近になって交際をスタートさせたようです。解散騒動の頃、悩む草なぎさんを支えたのが彼女でした。最近、彼はすごく明るくなった印象を受けます。そういえば“ぼくにだって、家に泊まってくれる人くらいいるもん”って話していたことがあって…。その時は周囲の驚いた様子を見て、とってつけたように“アッ、男だけど(笑い)”って言い訳していましたけど、実際にはAさんのことだったんでしょうね」(別の芸能関係者)
この夜、ふたりはシャンパンボトルを注文して、乾杯。一緒に鳥鍋をつついていた。この店でも「何度かふたりを見かけたことがあります」(常連客)という。
1時間半ほど経つと、Aさんはひとり先に店を出て、タクシーに乗り込んだ。5分ほど遅れて草なぎが出てくると、別のタクシーを捕まえた。2台のタクシーは、この夜も時間差で帰っていった。
※女性セブン2016年7月14日号